サラマンカ大学へのオンライン留学が行われました

2021.10.05

8月2日から3週間~4週間の間、オンラインでサラマンカ大学への「語学留学」が行われました。スペイン語専攻からは主に2年次生10名の学生が参加し、参加者全員が修了書を受け取りました。

レベルは中級(Intermedio)と上級(Avanzado)に分かれて、会話、作文、文法を中心に全てスペイン語による授業が行われました。
上級コースを受講した吉田梨那さん(3年次)によると、レベルはCEFRのB2~C1程度。上級文法、作文の授業の他、テーマを決めて(恋愛、自然災害、都市伝説、食文化など)グループディスカッションをする会話の授業がありました。一番印象的だったのが会話の授業の「都市伝説」をテーマにしたものだったようです。「はじめに、都市伝説をスペイン語で結末の少し手前まで読み、どのような結末になるのかを予想したり、各国の都市伝説について簡単に紹介したり、そこからホラー映画の好き嫌いについて話を広げたりしました。様々な国籍のクラスメイトがいる授業であるため、各国事情も聞くことができますし、もちろん日本について話す機会が何度もあります。日本のことについて聞かれたら、スペイン語である程度説明できる力もついたと思います。」と感想を述べていました。

すべての科目でsobresaliente(優評価)を獲得!
最後にオンライン授業を受講しての感想として、「会話の授業では、自ら積極的に発言すれば会話に入ることができ、スペイン語の練習ができますが、発言の順番を待っていようという、日本人精神で参加すると全く会話に入れず、すぐに置いていかれます。また、スペイン語を勉強する上で単語や文法を正確に使うことに越したことはないですが、そこに固執し過ぎていると、結果、全然話せなくなるので、完璧でなくても、とりあえず何か発言して伝えようとしたり、伝わらない場合は言い方を変えてみたり、違う単語で表してみたりというように、瞬時に頭の中で切り替える力が必要だと思います。」と留学する上でのアドバイスもしてくれました。
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