外国語学部ヨーロッパ言語学科イタリア語専攻の卒業生が「第29回 太陽カンツォーネ・コンコルソ本選会」で入賞しました

2021.09.02

2017年に外国語学部言語学科イタリア語専修(現、ヨーロッパ言語学科イタリア語専攻)を卒業した早崎 将大さんが、2021年8月4日(水)に東京の浜離宮朝日ホールで行われた「第29回 太陽カンツォーネ・コンコルソ本選会」のポピュラー部門で、Nekの“Perdonare”(2020)を歌って新井健司賞を受賞しました。今後の益々のご活躍を期待しています!
詳しくは 荒井基裕カンツォーネ研究所サイト 紹介ページ

早崎さんからのメッセージ

「イタリアの歌」に焦点を当てた日本有数のコンクールである「第29回 太陽カンツォーネ・コンコルソ本選会」にて、今回新設の新井健司賞を受賞しましたことを大変嬉しく思います。
私が歌ったNekの“Perdonare”(「許す、大目に見る」の意)という曲は、愛と希望を歌った、2020年の発表曲で、イタリアで新型コロナウイルスが蔓延し始めた時期の曲です。サビの一節では「嵐の中私たちはまだここにいる、見失わないように手を強く取り合って、未来が変わるなら、よくなるのなら、(何もかもを)許すことさえ厭わない」と歌います。

小学生の頃「歌やパフォーマンスで人を感動させられる」と気づいてから、歌うことが好きでした。思うように歌えない時期も多々ありましたが、京都産業大学在学中のイタリア交換留学期間中に個人的に通った週1回のボイストレーニングや、社会人になってからのボーカルレッスン等、練習を地道に重ねてきた結果が今回現れたのではと感じます。
そもそもですが、出場しようと思わなければこの結果はありませんでしたし、さらにそれに伴った成長過程もなかったかもしれません。

在学生の皆さんに伝えたいことは、「挑戦する」ことです。
学業はもちろん、部活動の大会、留学、試験、就職、多様なコンテスト、交友関係の構築等、学生ならではのチャンスが転がっているはずです。挑戦してこそ、初めて嬉しい結果をもらえるし、結果が出なくても挑戦して得た学びというものがきっとあるはずです。
私はまだまだイタリア語や歌を通じて挑戦をしていく予定です。学生の皆さんがそれぞれの思う所へ成長していけることを今後も願っています。

PAGE TOP