ワークショップ「はじめてのSDGs」開催報告

2021.05.18

2015年9月の国連サミットで採択された国際目標「SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の理解を通して、みなさんが国際社会の課題に出会い、その解決に向けたアクションを考えるきっかけとなることを目的に、『ワークショップ「はじめてのSDGs」』を開催しました。

開催概要

日時 2021年4月28日(水)13:15-14:45
場所 オンライン(Zoom)
講師 佐藤 賢一 氏(NPO法人ハテナソン共創ラボ 代表/本学 生命科学部 教授)
内容 ①ワークショップ「LEGO®シリアスプレイ®」を体験しよう。
・LEGO®SERIOUS PLAYとは?
・コンストラクショニズム理論とは?
・表現の練習その1:1ブロックトーク
・表現の練習その2:タワーを作る
・表現の練習その3:定型モデルを作る
②リフレクション(ふりかえり)体験を分かち合い、未来を考えよう。
・SDGsとは?/ 持続可能な開発とは?/ SDGsの17ゴールと169のターゲット
・メインワーク:「2030年の理想の姿」を作る
参加者 16名

前半では、まず、レゴブロックに慣れるために、レゴブロックを使ったワークを行いました。「1ブロックトーク」では、好きなブロックを3つ取り出し横に並べ、ブレイクアウトセッションでグループに分かれて、順に過去・現在・未来の意味づけをした理由を説明し、共有しました。次に、ブロックを使って「タワーを作る」というお題が与えられ、各自で自由にタワーを作り、グループに分かれてお気に入りポイントについて話しました。レゴブロックを使って様々な形を作ることができ、それに様々な意味を持たせることが可能だという説明があり、次に4つの見本から1つ選んでモデルを作りました。そして、グループに分かれて、作ったモデルを使って「わたし」を説明するというワークをしました。
後半では、SDGsについての説明を聞いた上で、「あなたにとって2030年の理想の姿(正解、社会、わたし)とは」というお題で、レゴブロックを使ってモデルを作りました。そして、グループに分かれ、各自が作製したモデルを使い、説明しました。

オープニングあいさつ
レゴブロックを用いたワーク
レゴブロックの表現力についての説明
SDGsについての説明

参加者の声(アンケートより抜粋)

ワークショップの感想は?

  • 今までにない視点からの取り組みが、とても楽しかったです。
  • レゴブロックを使って自分の考えや思いを伝えることができました。他の人の考えや意見が聞けて、とても意味のあるワークショップになったと思います。とても楽しかったです。
  • これまでのワークショップは「ことば」とか「文字」を扱うものが多かったが、考えを「カタチで表す」という手法は面白く、思いがけない発見があった。
  • レゴブロックを使用して自分の意見を表現することも、SDGsについて考えるということも今回初めてだったが、気づきから次へのstepに進む道しるべを学べた。
  • コンストラクショニズムという言葉を初めて知りました。自分で考えて、解決することを意識させるために、レゴを使って楽しく体験させる。堅苦しくなく国際問題を考えることができて、とても良いと思います。
  • 物に意味をつけることも、短い時間の中で何かを作ってから考えて人に伝えることも今まであまりなかったので、今日の活動は新鮮で貴重な機会だった。同じLEGOが用意されていて、人それぞれ違う形と意味を作っていて、多様性を肌で感じた。身近に多様性があると思った。
お問い合わせ先
京都産業大学 ボランティアセンター 13号館B1階
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1530
Fax.075-705-3191

開室時間
平日:9:00~16:30(13:00~14:00を除く)
土曜:9:00~11:45※不定期に閉室することがありますので、事前にお問い合わせください。
日曜・祝日:閉室
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