株式会社島津製作所 環境経営統括室 マネージャー 三ツ松 昭彦氏のご講演!

2020.11.18

2020年11月16日(月)に「環境マネジメント論B」の授業で、株式会社島津製作所の三ツ松 昭彦さんが「島津製作所の環境経営」というテーマでご講演くださいました。

国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)は2030年までに国際社会が達成すべき課題ですが、島津製作所でも事業を通してSDGsの達成に向けた取り組みを展開されています。また、最近は、資本市場で企業評価について、これまでの財務情報に加えて、ESG(環境Environment, 社会Social, ガバナンスGovernance)非財務情報が求められるようになっています。ESGの活動情報は、その企業のSDGsへの貢献を測るものさしともなっています。「環境マネジメント論B」のでは、これまでESG投資の動きについて学びましたが、企業の方から具体的お話を伺って、学生たちの理解がさらに深まりました。

ご講演の後半では、プラスチック問題について、世界と日本の問題状況と政策動向と、島津製作所の取り組みをわかりやすく解説してくださいました。例えば、マイクロプラスチックの検出等に島津製作所の計測技術が活かせるそうです。今年の夏から始まったコンビニ等でのレジ袋有料化をきっかけに、プラスチックを含めた循環型社会、サーキュラー・エコノミーについて関心をもった学生も多く、「とても興味深い内容だった」といった感想が寄せられました。

ライブ授業でご講演を聴講した学生から「従業員への環境教育はどのようにされていますか?」「生分解性プラスチック等を開発する企業とも共同もありますか?」といった質問も寄せられ、全社的な環境教育での工夫や、他者との共同研究について説明されました。

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