理学部教員による公開授業とワークショップを開催

2020.11.27

FD活動の一貫として、理学部教員による公開授業とワークショップを開催しました。
令和2年11月20日、理学部では教員のFD活動の一つとして公開授業が行われ、多くの教職員の参加がありました。
授業は対面だけでなくオンライン配信とのハイブリッドで実施され、学生だけでなく多くの教員も参加しました
授業公開されたのは、2時限目の宇宙物理・気象学科の「物理学演習4」という授業で、授業担当者は同学科の小郷原一智准教授です。新型コロナウィルス感染症の広がる中、教室での対面授業を基本としつつも、オンラインを併用して行うハイブリッド方式の授業として行われている授業です。前半には、前回の宿題について小郷原准教授の解説があり、後半では学生がグループに分かれて、自分たちで協働して問題を解決し合うという形式の授業スタイルでした。そこでは、教室にいる学生はもちろん、オンラインの学生もオンライン上に設置された小部屋に分かれて、活発な議論がおこなわれました。
オンライン配信の様子
身近な応用例を取り入れわかりやすく説明する小郷原准教授
公開授業後には公開授業をもとにワークショップを行いました。
学生が活発に活動していることについて司会者が触れると、小郷原准教授からは、教室とオンラインの両方で参加する学生がいる現在の状況下で、学生が主体的に交流できるような場を、学生の声を取り入れて学生と一緒になって作っていったという回答がありました。
参加した教員からは、オンラインの使い方で勉強になったという意見や、演習問題にプラスして身近な応用例を盛り込んでいる点を参考にしたい、といった意見が出されました。
また、ワークショップに参加した受講生やティーチングアシスタントの大学院生からは、小郷原准教授の言葉を裏付けるような発言もあり、苦労しつつも、自分たちで授業を作っているという気概さえ感じられました。

京都産業大学理学部では、教員のFD活動を通して授業改善を推進しています。このような状況下ではありますが、今後も学生の声を取り入れ、さらなる学びの場を学生と一緒になって作っていくことが目標です。
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