国際関係学部 在日オランダ大使館 Paul Zwetsloot公使が「町家学びテラス西陣」でオランダビジネスについて講演

2020.10.27

10月20日(火)、「International Business Case Studies」(担当:国際関係学部 植原 行洋 教授)においてPaul Zwetsloot在日オランダ大使館経済・商務部公使が「オランダと日本のビジネス」について講演しました。 
オンライン講義の様子
オランダと日本の経済的なつながりは古く、その歴史的な背景を振り返りながら、現代も続く両国間の強い絆について解説してくれました。我々が日常的に使う言葉の数々が元々はオランダ語だったこと、国際関係学で学ぶ東インド会社のことなど、親しみやすい話題にも触れながら軽快な語り口調で講演してくれました。

聴講した学生にとって、オランダは「風車」「チューリップ」「サッカー」「ミッフィー」の印象が強いものでしたが、講演を通じ、「最先端の農業大国」「日系企業の一大拠点」「欧州のロジスティックスセンター」「再生可能エネルギーの先進国」であることを学び、印象が大きく変わりました。また、自由経済主義におけるオランダ政府と企業の関係の変容や、日EU経済連携協定の意義についても学びました。

本講義は全て英語で行われ、大半の学生はオンライン上で参加しました。学生からオランダの印象についての言及や質問が出て、オンラインでも積極的な国際交流が体験できました。 
また、本講義は9月にオープンした京都産業大学の「町家学びテラス西陣」にて実施されました。講義前には植原ゼミ生の協力のもと、オランダビジネス関係の京都企業や西陣のテキスタイルメーカーの訪問も行い、オランダと西陣の経済交流も進みました。 
町家学びテラス西陣からオンライン講義を発信
町家学びテラス西陣前で記念撮影

国際関係学部の授業では、外交、ビジネス、国際協力の現場で活躍する実務家を招き、世界の最前線の知識や実情を学びます。
他にもさまざまなゲストスピーカーによる講演会を開催しています!

PAGE TOP