国際関係学部「国際ビジネス論Ⅰ」で外部講師を迎え「日本酒の国際ビジネス」について考えました!

2020.09.07

8月7日、国際ビジネス論Ⅰ(担当教員:植原教授)において、「日本酒の国際ビジネスを考える」というテーマで、増田德兵衞商店の第14代目増田德兵衞社長を外部講師として迎えました。
京都伏見の日本酒を海外に売り込む方法について、学生発表と講演をオンライン・ライブで行いました。学生は事前課題として、これまで授業で学んだ内容も踏まえマーケティング計画を作成。約90名の中で優れたレポートを作成した3名(田近佑馬さん、橋本佳奈さん、栗林未渚さん)が発表をし、増田社長からご講評もいただきました。増田社長は本学の卒業生ということもあり、学生の提言に熱心に耳を傾け、助言していただきました。
優秀レポートの学生発表
優秀レポートの学生発表
増田社長の講演では、京都伏見の酒造りの優位性、日本酒の海外での実績、日本酒を継続的に海外販売していく難しさについてお話いただきました。
参加した学生からは、「味覚や好みの異なる海外の人々に受け入れてもらう工夫や継続的な海外展開を行うための戦略の必要性などが分かり勉強になった」「日本酒のような特産品を海外展開させていくには、展開先の国の食に対する特徴や価値観を知ることは必要と感じた」「優秀レポートを聞いて、自分と異なる売り込み先(国)や観点が興味深かった」といったコメントが寄せられました。
講義の最後には、2013年に京都市が全国で初めて制定した「日本酒で乾杯条例」に擬えて、有志学生による乾杯ポーズでの記念撮影をして締めくくりました。
増田社長のご講演
増田社長のご講演
増田社長と有志学生で「日本酒で乾杯ポーズ」記念撮影
※ポーズだけで本物のお酒はいっさい飲んでいません

国際関係学部の授業では、外交、ビジネス、国際協力の現場で活躍する実務家を招き、世界の最前線の知識や実情を学びます。
他にもさまざまなゲストスピーカーによる講演会を開催しています!

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