エイトレント株式会社の中塚克敏代表取締役社長がTeamsのオンライン授業でご講演されました!

2020.08.20

7月20日(月)5時間目の「環境マネジメント論A」(担当:在間敬子)の授業で、エイトレント株式会社(以下、「エイトレント」)の中塚克敏代表取締役社長が、「持続可能な社会を創る~循環型社会と働き方改革の係わり」と題してご講演くださいました。今年度は新型コロナ感染で本学もオンライン授業を行っていますが、ご講演についても、Microsoft Teamsによるオンライン・ライブ授業で、中塚社長にご登場いただきました。中塚社長はご多忙にもかかわらず、前週の17日(金)の在間ゼミにもライブ参加してくださり、Teamsの操作確認と打ち合わせをしました。

エイトレント株式会社は、「地球に存在する限りある資源を、人類のために末永く効率よく利用し、次の世代にもより豊かな生活が営めるよう自然の宝を残さなければならない。」を哲理として、1963年に創業されたレンタルとシェアリングビジネスを手掛ける老舗企業です。

ご講演の前に、授業では「サーキュラー・エコノミー」について学びました。従来は、「採って、作って、使って、捨てる」という一方通行型のリニアー・エコノミーであるのに対し、サーキュラー・エコノミーは、使い続ける経済活動のことを指します。レンタルやシェアリングは、サーキュラー・エコノミーの中でも最も環境負荷が小さく、優先されるべき活動です。

中塚社長は、エイトレントの事業紹介に先立ち、シェアリング業界全体の動向や、シェアリング・ビジネスで活用されているサブスクリプションサービス事業の特徴やマーケティングについて詳しく解説してくださいました。サブスクリプションとは、モノを購入するのではなくサービスや利用に料金を支払うことです。中塚社長は、サブスクリプションやITプラットフォームとレンタルを組み合わる新たなビジネスモデルを掲げてビジネスを発展させておられます。

聴講した学生から、「サブスクについて他社のサービスを例にあげて説明してくださったので理解しやすかったです。」「トヨタのサブサクプリションを最近CMで見て、あまりわからないが気にはなっていたので、今日のお話を聞いて、どういうシステムなのかを理解できた。エイトレント社自体がすごく最先端で、あらゆる方面で活躍できる取り組みだと思った。自分がシェアリングサービスを利用する時に役に立つと思う。」という感想が寄せられました。

エイトレント株式会社と本学経営学部はこれまで、経営学部学生向けインターンシップ、エイトレントと経営学部の「むすんで、うみだす。」PBL(課題解決学習)といった協働企画を実施し、学生の実践的な学びに取り組んできました。昨年度のPBLでは、「PDCE避雷ドーム」の認知度向上、マーチャンダイジング(新規商材開発)、着物レンタルのマーケティングという3つの課題を提示していただき、学生たちがチームを組んで取り組みました。記事はこちらをご覧ください。PDCE避雷ドームというのは、従来の避雷針とは全く異なる発想と技術を用いたシステムで、日本でレンタルされているのはエイトレントだけです。

写真1 Teamsでのオンラインご講演の様子(スクリーンショット)
写真2 エイトレントの事業紹介(在間の研究室PCより)
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