国際関係学部「国際経営論Ⅰ」でフランス貿易投資庁 -ビジネスフランス日本事務所代表による特別講義を実施

2020.07.29

国際経営論Ⅰ(担当:国際関係学部 植原教授)においてフランス人講師による特別講義を実施しました。テーマは「Foreign Investment in France in 2020」。フランス貿易投資庁‐ビジネスフランス日本事務所代表・貿易投資参事官のパスカル・ゴンドラン氏に、日本とフランスの経済関係や日本企業のフランスビジネスについて講演してもらいました。

ゴンドラン日本事務所代表の講義
これまで学生は、日本企業の世界におけるポジションや優位性などを、各種指標・データを通じて授業内で学んできました。今回、日本企業のフランスにおける活躍や最新動向を、フランス進出支援の責任者であるゴンドラン日本事務所代表より直接学びました。
日本とフランスの進出案件を説明
フランスに進出するアジア企業の中で、日本企業がリーディング国であり、511件の進出、98,000人の雇用創出を同国内でしていること、研究開発(R&D)分野においても日本企業が最先端分野で重要な役割を果たしていることを学びました。
聴講した学生からは「日本企業の海外進出はアジアなどの新興国が中心だと思っていたので、フランスに多くの日本企業が進出していることに驚いた」というコメントが多く寄せられました。
フランス進出の日本企業の内訳の説明

また、フランスとアフリカの地政学的・歴史的な関係により、フランスがアフリカ進出のゲートウェーになり得るという新たな気づきがありました。この考え方はフランスに進出する多くの日本企業が持つもので、ゴンドラン日本事務所代表の特別講義の後に視聴した、フランス進出日本企業のインタビュー動画においても確認することができました。

一連の特別講義により、フランスは観光・美食・ハイブランドの国というイメージだけでなく、互いにハイテク技術を有す重要なビジネスパートナーであり、欧州市場ならびにアフリカ市場への最適な場所として注目すべき国であることが理解できました。

アフリカのゲートウェーについて説明
フランス進出日本企業トップのインタビュー動画

*ビジネスフランス日本事務所の活動は以下を参照ください。

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