地域公共フィールド・リサーチ 京丹後市峰山町の「こまねこまつり」での活動報告

2019.09.08

まちづくりや行政、環境政策を中心に調査・研究をしている法学部の「フィールド・リサーチ」の受講生たち(焦教授クラスと若狭准教授クラス)が、2019年9月8日に京丹後市峰山町の「こまねこまつり」に参加しました。

京丹後市峰山地区は古い歴史をもち、近年は丹後ちりめんの産地として大いに栄えました。いまでも地区の中心部にある壮大な金毘羅神社には、養蚕作業への鼠の害を防ぐ猫にちなんで全国で唯一の狛猫(こまねこ)が奉納されています。これにちなんで「ねこ」と「丹後ちりめん」をキーワードに街歩きを楽しむイベントとして開催されているのが、「こまねこまつり」です。

前日・7日には、2つのグループに分かれて活動を開始しました。まず1つめのグループは、京丹後市の方からレクチャーを受けた後、さっそくに街中に出て、現地の実行委員会の方々から教えていただきながら会場や会場周辺の設営に取りかかりました。もう一つのグループは、インターネット上の百科事典・ウィキペディアに地域の記事を作成・投稿することを通じて地域の魅力を再発見しようというワークショップ「ウィキペディアにゃウン」に、地域の方たちと一緒に参加しました。

まつり当日は金比羅神社や街中の各所にあるイベント会場においてスタッフとして参加したほか、来場者調査も行いました。参与観察を通じて見聞きしたことやアンケート調査の結果などをもとに、政策提言やおまつりの改善提案などをまとめます。そして秋学期には再び京丹後市を訪問して、報告・提言をする予定です。

会場で聞き取り調査をする受講生
展示会で案内・運営をする受講生
こまねこまつり「フィールドリサーチ」の受講生チーム(焦クラス・若狭クラス)
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