国際関係学部9月オープンキャンパスを実施しました

2019.09.08

6月から数えて5回目となる本学オープンキャンパスが9月8日(日)に開催され、国際関係学部では、学部紹介「国際関係学部って何??」、学生企画「在学生がホンネで語る、国際関係」を実施しました。

学部紹介「国際関係学部って何??」では、学問としての位置付け、教育の目的、特色など、カリキュラムの説明を交えながら、本学部の目指す“真のグローバル人材”の育成について、担当教員が熱く語りました。
国際関係学は、言語が主軸の人文科学系の学問と混同されがちですが、実は、社会科学系の学問です。
ところで皆さんは、“グローバル人材”と聞いてどのような人物像を思い浮かべますか?英語を話すことができる人物を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
昨今、「英語を話す」ことができるだけでは真のグローバル人材とは言えない時代に突入しています。ボーダーレス化が刻々と加速する情勢を受け、リンガフランカとして英語は不可欠ですが、国際関係学部では、英語はあくまで“ツール”という位置付けです。正しい英語の文法や発音が全てではなく、下手でも良いので伝えたいという気持ちを持つと共に、何よりも伝える対象となる専門分野の修得が一番大切だと考えています。だからこそ、本学部では、コミュニケーションや国際関係の専門的な学びに必要な英語力を徹底的に鍛えながら、「政治」「経済」「共生」という3つのキーワードを切り口に、社会科学系としての国際関係学を学ぶことができるカリキュラムを制定しています。4年間で鍛え磨かれた高度な英語運用能力と、学びの中で涵養された豊かな国際感覚を存分に活かして世界に羽ばたきたい、という気概を持った方を待ち望んでいます。

学生企画「在学生がホンネで語る、国際関係」では、外国語学部国際関係学科の在学生6名が自身で作成したポスターを使って、国際関係を学ぼうと思ったきっかけやクラブ・アルバイトなどの大学生活、必修科目「海外フィールド・リサーチ」、長期留学の経験などを発表し、それに対して受験生や保護者の方々からの活発な質問がありました。実際に国際関係を学ぶ在学生だからこそ語れる国際関係学の魅力や面白さ、難しさなど、学部案内等にも載っていないリアルな声を聞くことができる、オープンキャンパスだけの特別企画でした。参加者アンケートを見ても、在学生との双方向でのやりとりは、高い評価をいただき、在学生にとっても、自身の学びの発表の場として、大変貴重な経験となりました。

6月から全5回にわたりオープンキャンパスを開催してきましたが、2019年は今回で終了です。何度か足を運んでいただいた方も、初めて国際関係学部を訪れていただいた方も、暑い中、本当にありがとうございました。
これから本格的な受験シーズンに突入します。受験生の皆さんは、風邪などひかないよう体調にはくれぐれも気をつけ、受験勉強に励んでくださいね。また国際関係学部でお会いできることを楽しみにしています。
学部紹介「国際関係学部って何??」の様子
学生企画「在学生がホンネで語る、国際関係」の様子
学生企画「在学生がホンネで語る、国際関係」の様子
本学HPの国際関係学部ニュースのポスター掲示
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