京都文化学研究科の大学院生が研究成果を披露しました!

2019.08.31

京都文化学研究科の研究指導科目「京都文化特論演習」(研究指導教授:下出 祐太郎 教授)の大学院生4名が8月31日、京都市上京区の粲宙庵(さんちゅうあん)において、大学院での研究成果を発表しました。
研究会の発表者たち
この発表は、伝統産業継承研究会が主催する「第1回伝統産業継承研究会(※)」で行われたものであり、会場には門川 大作 市長、京都・大学ミュージアム連携運営委員会委員長の並木 誠士 京都工芸繊維大学教授らが参加しました。研究会では、参加者が講演や研究発表を行い、伝統産業の継承に関して活発な議論が行われました。
ミュージアムの機能やあり方等について語る並木教授
京都市での伝統産業継承について力説する門川 京都市長
本研究科の大学院生は、自身の研究対象としているテーマの着眼点や考察のポイント、研究計画について堂々と発表。発表後の質疑応答においても、研究の奥行きが広がる多彩な質問が出され、院生らは今後の研究に役立つ多くの気づきを得ました。

研究発表者(大学院生)

大川 みなみさん(京都文化学専攻 1年次)
西川 忠喜さん(京都文化学専攻 1年次)
吉田 光宏さん(京都文化学専攻 1年次)

研究指導教授の下出 祐太郎 教授は、「通信教育である京都文化学研究科では、積極的に研究内容を発信していくことで社会とのつながりを深め、研究成果の還元を行っていくことができる。院生にとって発表の場は、多くの学びを得られる貴重な機会である。今後も研究指導を行いながら、積極的に院生には研究発表を行ってもらいたい」と発表の狙いや今後への期待を述べました。
※伝統産業継承研究会は、NPO法人京都漆芸文化教育研究会の一組織で、伝統産業に従事する当事者および関係者の意識を顕在化することにより、長期に渡り受け継がれてきた伝統産業の”今”を明らかにし、今後の継承の在り方について考えるための知見やノウハウを表出・共有・活用することを目的として活動する団体。
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