第3回サイエンスキャリアアップセミナーを開催しました!

7月3日(水)第3回サイエンスキャリアアップセミナーを開催しました。学生の卒業後のキャリアを考えるこのシリーズの最終回となる今回のセミナーでは、生命科学部・総合生命科学部の前身である本学工学部・生物工学科の卒業生3名、松崎 準氏(メルク株式会社)、長尾 知美氏(大日本住製薬株式会社)、井尻 貴之氏(摂南大学理工学部生命科学科)をお招きしました。

第1部は3名の卒業生の講演でした。卒業生の皆さんから本学在学時の思い出、大学院進学と進路決定、さらに社会に出てから経験した転職とキャリアップに求められる力、チームリーダーとして組織を活性化するための能力、自立した研究者となるまでの道のりなどについてお話しいただきました。また、それぞれが経験した多くの挫折や失敗と、それを乗り越えるための取り組みについて、わかりやすく解説するとともに、学生が将来に向けていまどのような意識を持ち、何に取り組むべきかなどについてエールをいただきました。

第2部では本学の進路就職支援センタースタッフの進行のもと、3名の卒業生とともにパネルディスカッションを行い、第1部の講演内容について深く考え議論しました。最後に質疑応答の時間を設けてセミナーを終了しました。

第3回セミナーでは、学部3年生を中心に約80名が聴講しました。

3回にわたる本セミナーでは「科学の学びをキャリアにつなげる」をテーマとして、産官学の分野で活躍する方々を講師としてお招きし、講演とワークショップ、パネルディスカッションを組み合わせて、専門分野の学びをどのようにして社会で活用するのかについて学びました。受講生からは「社会に出てからは学歴ではなく主体性や実力が重要で、今は自分の力を蓄える重要な時期であることに気づいた」「目的をもって行動することの重要性に気づけた」「明日から行動を変えていこうと思う」などのコメントが寄せられ、卒業後の進路について考える良い機会となりました。このセミナーを来年度以降、さらに発展させてより良い取り組みにしていきます。

第1部講演 松崎氏
第1部講演 長尾氏
第1部講演 井尻氏
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