京都産業大学生命科学部の専門的な学びを、どのようにキャリアに結びつけるかを学ぶ「第1回サイエンスキャリアアップセミナー」を開催

2019.06.26

京都産業大学は2019年6月12日(水)に、生命科学部の専門的な学びをキャリアにつなげることを目指して「サイエンスキャリアアップセミナー」を開催。産業界や大学・研究機関、政府・地方公共団体に精通した講師から、多様で複雑な社会でキャリアを積むための考え方などを学ぶ。

技術革新とグローバル化により産業構造・社会構造が大きく変化する今日において、将来の予測はますます困難になることが予測されている。そのため、学生は「大学における専門知識」と「将来のキャリア」を結び付けて考えることが難しくなっている。

そこで、京都産業大学生命科学部では、学部での専門的な学びをキャリアにつなげることを目的にサイエンスキャリアアップセミナーを実施。このセミナーでは産業界や大学・研究機関、政府・地方公共団体に精通した講師や身近なロールモデルとして卒業生をゲストスピーカーとして招き、自身の経験や科学に関する社会構造の変化について講演してもらうことで、不透明な社会でキャリアを積むための考え方や構造変化に対応する力について学ぶ。

2019年6月12日(水)に行った第1回目のセミナーでは、第1部として京都産業大学・日本科学未来館 客員研究員の佐藤久夫氏と横浜市立大学 研究支援コーディネーターの上西憲明氏を講師に招き、産官学連携のこれからや、社会で出会う科学分野の新たな課題に取り組むために必要な準備や経験について、実体験を交えながら講演いただいた。
第2部では第1部の講演をもとに、学生自らが「私のキャリアアップ」をテーマとした問いを作り、「その問いを解決するために実践すること」を考えるワークショップを行うことで、自らの学びの目的意識を醸成した。

この取り組みを通じて、学生は専門分野の学びを自らの成長につなげ、多様で複雑な社会で活躍できる人材になるための能力を涵養する。

むすんで、うみだす。上賀茂・神山 京都産業大学

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リリース日:2019-06-26

キャリアに関する講演に耳を傾ける学生
社会で活躍するために必要な問いの解決方法を考える学生
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