理学部宇宙物理・気象学科談話会「巨大ブラックホール」に関する研究成果を分かりやすく解説

2019.04.23

京都産業大学理学部では、学生や一般の方が理学の最先端の研究内容に触れる機会を提供するために、定期的に談話会を開催しています。今回は、今話題の「巨大ブラックホール」に関する研究について特別ゲストを招き、「巨大ブラックホールまわりの動的ガス構造-理論モデルの最近の展開-」をテーマに、分かりやすく解説していただきます。

【本件のポイント】

  • 国立天文台などの国際研究チームが世界で初めて「巨大ブラックホール」の撮影に成功し大きな話題となっている。これまで誰もみたことがなかったその姿を調査することで銀河の成り立ちの解明につながることから、ブラックホールに関する研究に関心が集まっている。
  • 京都産業大学は、創設者の荒木俊馬博士が宇宙物理学・天文学の研究者であったことから、開学当初より宇宙物理学および天文学の教育・研究に力を入れている。本学の神山天文台を活用し、日々、宇宙や地球における物理現象に迫っている。
  • 本談話会では、超巨大ブラックホールの駆動する宇宙で最強のジェット生成現場である「活動銀河中心核(AGN)」に関する最近の研究の進展について分かりやすくお話いただき、話題のテーマについて学生や一般の皆様に知っていただく機会を提供する。

リリース日:2019-04-23

京都産業大学理学部宇宙物理・気象学科 談話会

<和田 桂一氏プロフィール>
1993年北海道大学大学院理学研究科修了。北海道大学助手、国立天文台助手・助教授・准教授を経て2009年より鹿児島大学教授。数値流体シミュレーションを用いて、銀河形成、銀河中心のブラックホール形成、活動銀河核の構造形成および進化など幅広い研究を行なっている。

題目 巨大ブラックホールまわりの動的ガス構造 -理論モデルの最近の展開-
講師 和田 桂一 氏(鹿児島大学天の川銀河研究センター 教授)
日時 2019年4月24日(水) 13:15 ~ 14:45
場所 京都産業大学 万有館4階B405教室 (住所:京都市北区上賀茂本山)
費用 無料
申込 不要
お問い合わせ先

内容について:京都産業大学 理学部事務室
tel.075-705-1463

取材について:京都産業大学 広報部
Tel.075-705-1411

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