中国・上海社会科学院研究生院 朱 平芳 院長が表敬訪問

2018.11.28

11月28日、中国・上海社会科学院研究生院(=日本の大学院)の朱 平芳 院長が、平石 裕実 大学院長を表敬訪問しました。本学からは、岩本 誠吾 副学長、東郷 和彦世界問題研究所長、経済学部岑智偉教授が同席しました。
上海社会科学院と本学は交流協定を2012年に結んでおり、世界問題研究所では研究員の受け入れをはじめ、訪問して共同研究を行う他、京都市、上海市で共催のシンポジウム・研究会を開催しています。

平石大学院長の歓迎の挨拶の後、朱院長からは「京都産業大学の皆様の温かい歓待に感謝する」との謝辞がありました。そして両院長より、「これからは大学院生の交流を含む様々な形での交流を進めたい」とのメッセージが交換されました。

表敬訪問の後、朱院長より「空間計量経済学による中国産業間のスピルオーバー効果の実証分析」と題した研究報告がありました。既存の方法論では実証が困難であったR&Dに関するスピルオーバー効果を、「空間荷重マトリクス」という概念を取り入れることで実証され、参加者とも活発な意見交換が行われました。
研究報告を行う朱院長
研究報告会の様子
PAGE TOP