法学部「自由演習(地域政策の立案過程)」において、京都府亀岡市の球技場建設現場を視察

2018.11.05

前京都府知事の法学部 山田 啓二 教授の「自由演習(地域政策の立案過程)」において、京都府亀岡市の球技場建設現場に伺いました。

まず初めに亀岡市役所で関係者から亀岡市の地理、歴史、建設に関する法的な問題、環境問題など球技場建設に係る全体の説明を受けた後、スタジアム建設現場事務所に移動し、スタジアムの完成イメージや、資材の組み立て方法等説明を受け、建設現場を見学しました。

その後、土地区画整理組合の方、亀岡市の希少淡水魚「アユモドキ」の保全をされている保津町自治会の方よりお話を伺い、亀岡駅周辺にある商店街を見学。各自、授業で発表する検討事項を確認しました。

担当教員である山田教授のコメント

地域政策は、一人の人間が決めるのではなく、多くのステークホルダーの多様な関係によって決定に至っていく。その過程は複雑であり、多角的な検討の中で最終的な結論に至る。地域政策を考えるためには、こうした複雑な課程を追体験することによって、様々な状況を理解し、関係者の考え方を理解し、その上にたっていかなる決断を下すかを自分で考えていくことが必要である。京都府亀岡市の球技場建設について、その決定過程を学ぶことによって、地域政策の立案過程についての理解を身につけ地方行政の成り立ちを理解することを目指し、授業で検討を進めるようにと学生達に話されました。

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