法学部 刑法ゼミ対抗 刑法討論会を開催しました

2018.10.31

10月31日(水)、514教室で「刑法討論会」が開催されました。
「刑法討論会」は、法学部の刑法をテーマとする4つのゼミが対抗する討論会です。事前に公開された架空の事件について、その行為がどのような罪にあたるのか、また、その根拠が何なのかをプレゼンし、教員の審査と聴講者の投票により優勝が決まるという討論イベントです。

今回対戦したのは、岡本ゼミ・中村ゼミ・深尾ゼミ・増井ゼミの4チーム。聴講者は刑法関連の授業を受けている学生約200名が参加しました。

出題された架空の事件は、Xがある飲食店にて食い逃げし逃走後、街中で暴漢に襲われたため反撃したところ、通りすがりの無関係な第三者にけがを負わせてしまったというストーリー。Xはどんな罪にあたるのかを主張するものでした。

発表した学生たちは、約1か月の間、教員からのアドバイスは一切なしに自分達だけで過去の判例や法律を調べ、準備を進めて来ました。発表を終え、来場者からの投票結果により、増井ゼミが優勝となりました。自分たちの考えを上手く整理し、着実に準備を重ねたことから自信満々な発表となり、多くの支持を受けていたようです。

優勝チームコメント

これまで準備してきたことが優勝という結果として評価され、非常に嬉しかったです。今回はこれまでの授業で学んできたことを存分に発揮したいと考えていました。中でもレジュメの作り方については、それぞれの場面に応じて、論点を整理することを心掛けてきました。また、2・3回生の合同チームでしたが、リーダーの林君を中心に様々な意見を出し合えたことが出来ていたのが、勝因だったと思います。
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