文化学部 京都文化学科の学生が英語で京都文化を発信!

2018.07.14

文化学部京都文化学科では、京都文化を英語で発信する実践的な授業のひとつとして、「サマーキャンプ」(担当:ペレッキア・ディエゴ 准教授)を開講しています。
「サマーキャンプ」
京都文化学科の学びで身に付けた京都の歴史や文化について、独自の観光ガイドプランを作成し、英語で観光案内を実践するユニークな授業です。
7月14日、本授業の集大成である観光ガイドが実施され、10名の受講生たちが「天龍寺」と保津川に面した「千光寺」で、9名の留学生を案内しました。
受講生たちは、この日を迎えるまでに、天龍寺の歴史と見所について学びを深めてきました。また、彌榮(ヤサカ)自動車株式会社で観光タクシードライバーとして活躍されている、本学卒業生の山﨑 夏子氏(2014年文化学部国際文化学科卒)との事前研修を行い、実際の観光ガイドへ向けた準備を進めてきました。
英語で天龍寺を案内
当日のスケジュールは全て受講生が企画し、午前10時に受講生と留学生が天龍寺の総門で待ち合わせをするところからスタート。グループを組んだ後、早速天龍寺を案内し始めました。
受講生は天龍寺の建物(法堂、庫裏など)と庭(枯山水、曹源池庭園など)について説明。また、留学生と会話をする中で、日本と留学生の国の文化の類似点と相違点についての意見交換をすることができました。
天龍寺の庭園で記念撮影
それぞれの国の文化について意見交換
天龍寺のガイドツアーの後には、嵐山の有名な竹林を通り、2班に分かれて、昼食をとりました。食事中も留学生へ寮での生活の様子についてインタビューするなど、積極的な交流が見られました。
午後からは保津川に面している千光寺を訪ねました。このお寺は比較的まだ知られていない寺院で、丘の上にたたずむ大悲閣からは嵐山の綺麗な眺めが広がっており、参加した受講生と留学生たちは、穏やかな空気の中、その眺めを楽しみました。
大悲閣からの眺め
千光寺でのひととき
最後にはみんなで保津川で水浴びをし、ツアーガイドを締めくくりました。とても暑い一日でしたが、受講生と留学生は楽しみながら、貴重な経験をすることができました。
保津川での水浴びの様子
本年度のサマーキャンプの参加者が昨年より増加したこともあり、受講生からは、「ツアーガイドの企画と実施は大変やりがいがあった」との声が聞こえました。来年度のサマーキャンプについても更なる盛り上がりが期待できそうです。
全員で記念撮影
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