法学部1年次生 学びのリポート from プレップ・セミナー「図書館ガイダンス編」

2018.06.07

法学部図書館

法学部の1年次生の学修生活を紹介する「学びのリポート」第2弾も、1年次生の全員が履修している「プレップ・セミナー」という授業を紹介します。

今回は「図書館ガイダンス編」。
6月7日(木)に実施された「プレップ・セミナー」(中井教授クラス)では、本学の図書館の利用方法やその価値について紹介することをテーマに、「図書館ガイダンス」が実施されました。

ガイダンスでは、授業を担当する中井教授と図書館職員から法学部の学生にとって図書館が如何に価値のあるものなのかという話がありました。

「図書館は大学にとっての知の宝庫」 法学部 中井 歩 教授

大学の学びでは、高校までの学習とは異なり、レポート作成、プレゼン資料作成、論文作成などをする機会がたくさんあり、特に2年次生から始まるゼミの活動では、能動的に学ぶという力が必要になります。研究発表をするためには、自分が主張する内容の根拠を揃える必要があります。そのためには、数ある参考文献や資料の中から必要な情報を引き出す力が必要です。この時に重宝するのが大学の図書館です。

図書館は法律・政治・政策など、法学部の学びに関連する情報が山のように蓄積された、まさに「知の宝庫」です。文系学生である皆さんにとって、この図書館を利用できるか否かによって、皆さんの学修生活が豊かなものになるかどうかを左右されることになります。今日をきっかけに、是非どんどん活用するようにしましょう。

「図書館をもっと効果的に活用するために」 図書館職員

本学の図書館には113万冊の書籍があり、雑誌や新聞なども含め、様々な書籍が所蔵されています。法学部に関連する書籍もあれば、他分野の学術書だけでなく、本学のクラブ・サークルに関係するスポーツ雑誌やファッション雑誌まで幅広い書籍があります。
また、図書館には書籍などの情報だけではなく、映像コンテンツを楽しむことができる部屋もありますし、学生がグループでミーティング出来るスペースもあります。ゼミ発表やレポート作成の際には、グループで意見交換しながら学習できる環境を備えています。

レポートや論文の作成時はもちろん、資格試験などへのチャレンジにも図書館にある情報を是非活用して下さい。ただ、膨大な情報があるため、活用するためにはコツや慣れが必要です。皆さんにとって必要な書籍を探すのに困った場合には、気軽にレファレンスカウンターに相談し、充実した学修のために役立てて下さい。

「プレップ・セミナー」とは?

英語のPreparatory Seminar(準備演習)を略したもので、法学部で本格的に学ぶための準備をする少人数(25人程度)の演習授業で、全部で25クラスが開講されています。
この授業は、法学部に入学した1年次生の全員が春学期に履修するものであり、文献を読んで要点を把握する、情報整理をする、考えをまとめて表現するなど、基礎的能力や知識を身に付けることが目的です。
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