法学部1年次生 学びのリポート from プレップ・セミナー「キャリアガイダンス編」

2018.05.23

1年次生も大学に入学してから2か月が経とうとしています。
そこで、新しい環境で頑張る1年次生がどのように法学部で学んでいるのかを皆さんに紹介するため、1年次生の全員が履修している「プレップ・セミナー」という授業を通して、日常の授業風景をリポートします。

初回の今回は「キャリアガイダンス編」。
5月23日(水)に実施された「プレップ・セミナー」(岡本教授クラス・山本教授クラスの合同授業)では、今後、法学部で何を学び、将来どのような進路に進むのかを考えることをテーマに、「キャリアガイダンス」が実施されました。

ガイダンスでは、キャリア教育担当講師、授業のサポートをしている3年次生のスチューデント・アシスタント、授業を担当する山本教授などから将来の進路を踏まえ、1年次生の今からどういう姿勢で学んでいけば良いのかという話がありました。

授業を受けた1年次生は自分の将来を真剣に考え始めたようで、授業終了後には講師に質問や相談をしていました。

テーマ「大学生活とキャリア形成」 キャリア教育担当講師

「大学生活は4年間と長いように感じますが、意外と短いものです。公務員試験の準備、民間企業や行政機関のインターンシップなどを考えると、自由に進路を考えられる時期は2年~2年半程度しかありません。その間に、自分がどんな仕事につきたいのか、どんな人生を送りたいのかなどを考え、準備することが必要です。」

テーマ「法学部で学ぶ魅力」 スチューデントアシスタント 本城 大毅さん(法学部 3年次生)

「私は他人に敷かれたレールの上を進む生活はしたくありません。だから自分で将来を考え、自分でレールを敷いて進みたいと考えています。また、自分の進路に対して『じゃあ〇〇にしようか』というように、『じゃあ』という言葉が頭に付くような考え方で進路選択をしたくないと思っています。皆さんには、今ある環境の中で一生懸命に行動し、考え、自分の将来を選択して欲しいと願います。本気で取り組めば、少しずつ自分のやりたいことが見つかると思います。」

テーマ「法学部で学ぶ魅力」 法学部 山本 宣之 教授

「大学で学んだ法学部の学びがそのまま社会で活用できるとは限りません。しかし、大学の学びで大切なことは、『学ぶ方法』と『考える力』を育てることです。特に『学ぶ方法』は、誰かに教わるものではなく、自分が勉強することで身に付くものです。身に付けるための努力は大変かもしれませんが、一度身に付けば社会に出た時に必ず役に立つと思います。」

「プレップ・セミナー」とは?

英語のPreparatory Seminar(準備演習)を略したもので、法学部で本格的に学ぶための準備をする少人数(25人程度)の演習授業で、全部で25クラスが開講されています。
この授業は、法学部に入学した1年次生の全員が春学期に履修するものであり、文献を読んで要点を把握する、情報整理をする、考えをまとめて表現するなど、基礎的能力や知識を身に付けることが目的です。
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