「ふるさとワークステイinふくい2017」を実施しました！

2017.09.16

ボランティアセンターでは、毎年9月に、福井県の農山村に滞在し、さまざまな年代の方々との交流や協働を通して地域の文化の継承や活性化などに取り組む「ふるさとワークステイinふくい」を実施しています。
今年は、9月12日（火）～16日（土）の日程で、福井市上味見（かみあじみ）と殿下（でんが）の2つの地域に分かれて活動を行いました。

「ふるさとワークステイinふくい2017」実施内容

実施日程	2017年9月12日（火）～16日（土）　4泊5日
活動場所	A）福井市上味見地区　／　B）福井市殿下地区
参加者数	A）上味見：10名＋引率スタッフ1名　／　B）殿下： 8名＋引率スタッフ1名

活動内容

A）福井市上味見地区：若者が「つなぐ」伝統文化応援プロジェクト

地域の温泉施設「伊自良温泉」の清掃活動や「伊自良の里資料館」の看板塗り替え作業、農家民宿の障子の貼り替え、移住者宅の改築作業、赤かぶら畑の草取り、農家さんのお手伝いなど、多岐に渡って活動しました。
また、この地区で毎年関わらせていただいてる「樺八幡神社の秋祭り」では、地域の方々と一緒に祭りの準備を行い、お祭り本番では、学生たちが祭りの担い手となって村を練り歩きました。

B）福井市殿下地区：殿下の縁側「でんがわ」開拓プロジェクト

築200年の古民家を改築するための整備作業で、家の周りに置かれていた薪などを撤去したり、切り倒された裏庭の木を運んだりしました。
また、獣害対策の防護柵を設置したり、1年で人の背丈以上に伸びた耕作放棄地の草を刈り、そこにレンゲの種をまいたりしました。

活動のふりかえり

1日の終わりには、その日の活動をふりかえる時間を持ちました。
活動中に印象に残ったこと、がんばったこと、疑問に思ったこと、発見したことなどをワークシートに書き出し、全体で共有しました。
毎晩ふりかえりを行うことで、ただ活動するだけではなく、その活動の意義やおもしろさを見出すきっかけとなっていました。

また、最終日には両地区の参加者が集まって、全体でふりかえりを行いました。
全体ふりかえりでは、4～5人のグループに分かれて、今回の活動全体を通してがんばったことや発見したことなどを発表しつつ、それぞれの地域で活動した内容を共有しました。
「他のメンバーの考え、思いを知ることができて自分で気づけなかったことを知ることができた。」、「新たな発見や気づきがあった。」などの感想があり、自分で考えたことにプラスして、いろいろな知見を得られた様子でした。

参加した学生の声（アンケートより）

やりがいを感じたことは？

＜上味見地区＞

天井はがしや障子貼り替えなど、普段では体験できないようなことができたところ。
民家の改修作業。大変だが一からゲストハウスをつくる準備を進められたから。
祭りの手伝い。地域の方と関わることができるところ。

＜殿下地区＞

すべて。これから必要になる知識や技術、また単純に楽しめたから。
1つだけあげるとすればイノシシ柵の設置で、なぜなら自分達が一生懸命立てた柵がずっと残ると思うと、うれしく思えたから。
地域の方から「ありがとう」と言われる度に、自分がこのプログラムに参加してよかったと思えたし、殿下のためになっているんだと感じることができた。

参加しての感想は？

楽しかった。良い人々と出会い、活動し、話し、一緒にがんばったから。
得られたもの、知ったことがたくさんあって、とてもよかった。
笑いあり感動ありの充実した5日間が過ごせたので、幸せだった！！
からだ全体で知らないこと、初めてのことを感じることができた。
地域の人々と交流して様々な知識を得ることができた。
全然知らない仲間と徐々に打ち解けられて、自分一人ではできないような活動を通じて、とても仲良くなれたから！

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いつも温かく受け入れていただいている地域のみなさま、いろいろとお世話になり、ありがとうございました。

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