京都産業大学神山天文台では、天文学のより詳しい話に触れていただくことを目的に、学内外の研究者が天文学の最前線について講演する「天文学講座」を年に数回実施しています。
5月27日（土）には、先月、国際天文学連合から小惑星にその名が命名された、本学卒業生の小林仁美氏を講師に招き、平成29年度第1回天文学講座『探査機が見た太陽系天体たち』を開催します。また、講演終了後には、講師や天文台スタッフと講座の参加者がお茶を飲みながら気軽に交流できる場として「アストロノミー・カフェ」を開催します。

今回は、講師としてEstrista代表の小林仁美さん（本学理学研究科・博士後期課程 2011年度修了）をお招きし、講演していただきます。およそ50年前から、太陽系にある天体たちには次々と探査機が送り込まれています。その活躍はめまぐるしく、先日ニュースにもなった土星探査機「カッシーニ」や、日本が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」など、近年の太陽系の研究は探査機による成果がたくさんあります。講座では、探査機が撮影した惑星や、彗星や小惑星たちの姿と、そこから導き出された研究成果をピックアップしてご紹介します。

リリース日：2017-05-22