京都産業大学卒業生の名前が星の名に! (11457) Hitomikobayashi/(11809) Shinnaka 国際天文学連合より発表

2017.04.17

国際天文学連合は、2017年4月13日付けで、二つの小惑星に本学卒業生の小林仁美さん、新中善晴さんの名前を付けたことを発表。二つの小惑星は、共に1981年3月にS. J. Bus博士※により発見され、当該分野で貢献した若手研究者の名前などから、発見者が命名の経緯について推薦文を書き、国際天文学連合に認められたものです。
※S. J. Bus 博士-多くの小惑星を発見し、また関連する重要な論文を多数出版している小惑星の研究者。小惑星の命名については、発見者に命名の推薦権があり、発見者が当該分野で貢献した研究者、神様の名前や有名な地名などから命名の経緯について述べた推薦文を国際天文学連合に提出し、それが認められることにより命名されます。3年ごとに開催される「小惑星・彗星・流星に関する国際研究集会」(Asteroids, Comets, Meteors 2017)において、今回の命名が発表されました。
リリース日:2017-04-17

小林 仁美さん(本学理学研究科・博士後期課程 2011年度修了)

宇宙天文関係の業務を行う会社Estristaを自ら起業し、様々な分野で活躍する一方、2017年3月には宇宙空間における化学反応に関する重要な成果を論文として出版するなど、研究者としても精力的に活動されています。小惑星の正式名称は「(11457) Hitomikobayashi」。1981年3月1日に S. J. Bus博士により発見。予想される直径は約2.7km。

新中 善晴さん(本学理学研究科・博士後期課程 2014年度修了)

現在、日本学術振興会特別研究員PDとして、国立天文台に所属。日本における彗星研究の若手ホープとして活躍されています。小惑星の正式名称は「(11809) Shinnaka」。1981年3月2日にS. J. Bus博士により発見。予想される直径は約3.5km。
お二人は共に、学生時代から神山天文台において彗星の研究を精力的に進めてこられた方々です(指導教員は河北教授・神山天文台長)。
お問い合わせ先
京都産業大学神山天文台
Tel.075-705-3001
(神山天文台長 河北 秀世 教授 携帯:090-5658-0032)
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