第4回グローカル人材フォーラム~京都発・グローカル人材育成とGPM資格の未来~を開催しました。

2017.02.24

法学部むすびわざ館
2017年2月24日(金)むすびわざ館にて、『第4回グローカル人材フォーラム -京都発・グローカル人材育成とGPM資格の未来-』が開催されました。本フォーラムは文部科学省大学間連携共同教育推進事業「産学公連携によるグローカル人材の育成と地域資格制度の開発」の一環として、代表校である本学をはじめ、京都府立大学、京都文教大学、佛教大学、龍谷大学の連携校、オブザーバー校である京都橘大学、関係団体であるNPO法人グローカル人材開発センターの共催によって執り行われました。今回はコンペティション形式を取り入れ、審査基準に基づきアワード授与もおこない、その取り組みを広く社会に発信する機会となりました。

本学 大城 光正学長に開会挨拶をいただき、第1部では、『グローカルコンペティション』と銘打って、連携校5大学とグローカル人材開発センター・学生事業部から合計9グループが出場し、4名の審査員が見守るなかプロジェクト発表をおこないました。本学からは、『グローカル人材PBL』受講生の2チーム:「西村證券チーム」、「京都の中小企業魅力発信チーム」が見事な発表をしました。

第2部では、ワークショップ形式の「企業人と学生のトークセッション」が3会場で行われ、京都文教大学 黒宮一太 准教授が「コミュニケーション能力を再定義する」の部を、佛教大学 長光 太志 リサーチアシスタントが「若者が働きたい企業とは」の部をそれぞれコーディネートし、各会場で企業人と学生がテーマに沿って意見を出し合いました。
また、トークセッション終了後、アクティブラーニングパネル発表も行われ、出展した6大学12プロジェクトの各学生がパネル前で来場者へ向けてその活動を説明しました。

第3部では、本学法学部中谷 真憲 教授のコーディネートによるパネルディスカッションが行われました。6名のパネリスト(文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室 改革支援第二係 河本達毅係長/大学マネジメント研究会 本間 政雄会長/Global Integration Strategies  Clifford H. Clarke LLC President/ NPO法人グローカル人材開発センター代表理事である京都信用金庫 榊田隆之専務理事/ 本学 木下 京介さん(法・3年次)、龍谷大学 畑中彩香さん(政策学・3年次)を迎え、「京都から考える人材育成と地域の未来像」についてユニークな意見が述べられ、会場は盛り上がりました。

閉会式を前に第1部のコンペティションアワードとしてグランプリに龍谷大学「中森ゼミ」、準グランプリに本学「グローカル人材PBL:若者に中小企業の魅力を発信するには」、審査員特別賞としてグローカル人材開発センター「志のtaxiプロジェクト」が選ばれ、会場の賞賛を受けました。

最後に、京都信用金庫 榊田 隆之専務理事の閉会挨拶でフォーラムは成功裏に幕を閉じました。

約325名の参加者となった本フォーラムの様子は、2月24日の京都新聞に掲載されています。
準グランプリを受賞した首藤 倫太郎さん(法学部3年次)
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