2016(平成28)年度秋学期人権教育啓発講演会「性暴力とは何か ~性暴力救済センター・大阪SACHICOの実践から見えてきたもの ~」開催

2016.12.07

12月7日(水)、Lib.コモンズ(本学図書館ホール)にて平成28年度秋学期人権教育啓発講演会が実施され、本学教職員・学生を含め約40名の参加がありました。
今回は、「性暴力とは何か-性暴力救援センター・大阪SACHICOの実践から見えてきたもの-」というテーマで性暴力救援センター・大阪SACHICO代表であり、また阪南中央病院産婦人科医師でもある加藤 治子氏に講演をしていただきました。

講演では、昨今マスコミ報道にあった大学生による性暴力事件の概要にはじまり、法律やデータに基づいて性暴力被害の現状や変化を説明。救援の現場の実状や性暴力救援センターが抱える運営の課題等を話されました。質疑応答では参加者から教育現場における再発防止への取組について質問がなされ、性暴力救援センターが学校等に深く関わり、被害者へのケアや加害者への教育を行っていることが紹介されました。

参加者からは、「性暴力救援センターの存在や活動内容、刑法の改正のポイントについて学ぶことができた。」「被害者が低年齢層に多いことからも、社会として早急な取り組みが必要。性暴力について知見を深め、性教育の大切さを改めて考えさせられた。」等の感想が寄せられました。
講師の加藤治子氏
データに基づき性暴力被害の現状や変化を説明
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