大阪商工信用金庫 片桐 陽 会長が本学で講演されました

2016.05.31

2016年5月31日に経営学部「組織間関係論」のゲストスピーカーとして大阪商工信用金庫の片桐 陽 会長が「これから社会人になる学生に期待する」というタイトルで講演しました。片桐会長は、大学卒業後住友銀行30年そして大阪商工信金21年にわたる自らのキャリアを振り返りながら、働くことの意味や企業経営者としての心構えなどを語ってくれました。そして企業は利益を追求するだけでなく、社会に役立ち貢献しなければ永続できないことを強調されていました。こうした理念や企業文化を具現化するために、大阪商工信金社会貢献賞やさくら賞の創設、ソーシャルビジネスローンの創設、経営塾、など多くの施策を継続的に実行していることを説明してくれました。そして学生時代に、人と接し読書をしながら自分を知り健全な批判精神を身につけることの大切さを強調されていました。講演後のペアワークや片桐会長との質疑応答も予定時間をオーバーするほど活発であり、講義終了後も数人の学生が詰めかけていました。感想シートには、「こういう考えのトップがいる企業のもとで働きたい」「働くことの意味が少しわかった」などの感想が多く寄せられました。敬虔なクリスチャンとしての顔と企業経営者としての顔が学生とのやり取りからも伝わってくる講義でした。
写真:講演の様子
写真:大塚製薬
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