文化学部京都文化学科「京都文化フィールド演習」で和菓子作りを体験

2016.06.02

和菓子作りを体験
6月2日、文化学部京都文化学科 「京都文化フィールド演習」(文化学部 笹部 昌利 助教クラス)において、和菓子「笹屋吉清」二代目店主 保木 進 氏による和菓子作りの特別授業が行われました。授業では、受講生が桜・菊・紅葉の計3種類の和菓子作りに挑戦しました。

まず初めに、練習用の生地を用いて和菓子の形や模様を作る練習から行われました。和菓子作りを初めて体験する受講生は、最初はなかなか上手くいかず、何回もやり直して綺麗な形になるようにと悪戦苦闘していました。特に菊の模様が難しく、三角棒の動かし方を何度も確認しながら練習していました。

練習を終えると、本番では失敗ができないため緊張した様子でしたが、それぞれ集中しなおして和菓子を作っていました。無事に完成すると、色鮮やかで素敵な和菓子を前に受講生からは笑顔が見えました。

授業の最後には、出来立てのわらび餅も振る舞われました。温かいわらび餅はとても柔らかく、口の中で溶けていくようでした。出来立てのわらび餅を食べる機会は少ないため、受講生は貴重な体験に大変喜んでいました。保木氏からは「ものを作るときは愛情があれば上手にできる。なんでも気持ちを込めて取り組んでほしい」とメッセージを送られました。

【記事・写真:学生広報スタッフ 藤木 稔子(文化・2年次)】
和菓子作りを実演する保木氏
桜・菊・紅葉の和菓子
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