文化学部 小林ゼミの学生が『城南流鏑馬』との地域連携で京都の歴史と文化を学ぶ

2016.05.28

城南流鏑馬、二ノ的に矢が命中する様子
“流鏑馬発祥の地”平安遷都の際に京都の南に創建された城南宮において5月28日「城南流鏑馬」が行われ、文化学部 小林 一彦ゼミの学生20名が準備や運営に参加しました。

「城南流鏑馬」は1221年(承久の乱)以降途絶えていましたが、2005年、倭式騎馬會の奉納によって800年ぶりに復活した行事です。3年ぶりの開催となる貴重な機会にゼミの地域連携で参加した学生たちは、開催前に鳥羽 重宏 宮司の講義により城南宮の歴史・流鏑馬の由来を学び、現地の下見やミーティングを重ね、当日は早朝から準備を手伝うとともに任務にあたる心得を学び、本番では矢が命中するたびに沸き起こる歓声の中に全員が毅然として役割に努めました。
ゼミの3年生12名は平安時代の装束(白丁姿等)を纏い、烏帽子を被り、的換えや的中を合図する采幣を振る役(「的立役」「采幣役」「矢拾役」「介添役」)として、2年生8名は警備・誘導の役として奉仕をしました。
また、京都文化学科の教授3名が王朝の狩衣姿で鳥羽宮司と並ぶ所役(執事日記約・吉澤 健吉 教授、祐筆人・下出 祐太郎 教授、幣振り・小林 一彦 教授)として奉仕しました。
京都産業大学の学生が務めた「的立役」「采幣役」「矢拾役」「介添役」の様子
馬に乗る所役姿の教授、左側に白丁姿の学生
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