文化学部京都文化学科 専門教育科目「京の食文化論」で東林院 西川 玄房 住職が講義

2016.05.09

文化学部京都文化学科では、第一線で活躍する京の料理人をゲスト講師として招聘し、世界遺産に認定された“和食”の生きた魅力を考察する「京の食文化論」(担当:吉澤 健吉 教授)を春学期に開講しています。
5月9日(月)は「禅と精進料理」と題し、妙心寺塔頭東林院の西川 玄房 住職をお招きしました。西川住職は『食も修行のうち』という禅の教えのもとに考案された「精進料理」について、つくることの意味、感謝して食べることの意味をわかりやすく説かれ、お手製の料理レシピもご披露いただき、受講生は食材を無駄なく生かしきる大切さを学びました。
講義のあと受講生から「宗派による違いは」「暴飲暴食を防ぐための心得」「料理の秘訣」「メニューは毎回変えるのか」「お坊さんの一日が知りたい」など多岐にわたる質問が出ましたが、西川住職は一人ひとりに丁寧に答え、学生たちに深い感銘を与えていました。
精進料理の魅力をわかりやすく講義される西川住職
西川住職の講義を熱心に聞く受講生
受講生からの質問に丁寧に答える西川住職
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