トーマス N ロブ教授、TESOL D. Scott Enright 賞を受賞



トーマス N ロブ教授、
TESOL D. Scott Enright 賞を受賞

 トーマス N ロブ・外国語学部英米語学科教授は、アメリカ合衆国フロリダ州のタンパで3月15〜18日、開催されたTESOL[Teachers of English to Speakers of Other Languages,Inc・言語話者に対しての英語教育学会](※1)の2006年大会(TESOL40周年記念)で、D. Scott Enright 賞(※2)を受賞した。受賞理由はCALL(Computer-Assisted Language Learning・コンピュータによる言語学習支援) で卓越した貢献と指導力が評価されたことによるもの。

 授与式ではTESOLの授与委員長のAnne Roemer 氏からロブ教授に記念の盾が贈呈された。ロブ教授の名前はTESOL本部の碑銘壁に刻印される。

 ロブ教授はTESOL(英語以外の)他言語話者に対しての英語教育学会)に約30年前から所属。後半の15年間は学会開催会場「Electronic village」(特設したコンピュータラボ。参加者が実際に色々のソフトを体験したり、インターネット上の教材のデモを見たりする)の運営に携わってきた。またその間3年間CALL専門部会の副会長(99年)、会長(00〜02年)も務めた。「これらの成果が認められて嬉しい」と受賞の喜びをかみしめている。

(※1)TESOL:(Teachers of English to Speakers of Other Languages・(英語以外の)他言語話者に対しての英語教育学会)本部はワシントンDC。会員は世界約90カ国の13,500人。 ホームページアドレスは次のとおり http://www.TESOL.org/s_TESOL/

(※2)D. Scott Enright 賞 1989年から1992年までTESOL の理事会の役職にありながら、初等教育の部門で推進責任者として貢献したD. Scott Enright 氏の貢献を記念して1993年に設けられた。それ以来、毎年、約13,500人の会員のうちから同等の貢献をした1人が選出され、この賞が与えられている。