平成26年度産学協働教育における「専門人材育成研修会(基礎編)}を開催しました。
3月19日(木) 専門人材プログラムの試行版として1日集中型の「専門人材育成研修会」を開催いたしました。
当日は、長期インターンシップの開発・運営に知見・経験を有する講師を招聘し、インターンシップ等産学協働
教育プログラムの運営を担う連携校教職員12名が参加しました。
研修終了後に行った振返りの場では、参加者の多くから「新たな知識や気づきがあった。」との声があり、
盛況の内、終了しました。
●研修のゴール
今回の研修が「試行」の場でもあることから、次年度以降の本格実施に向けたフィードバックを得ることも
視野に入れながら、以下を研修の成果目標として設定し、実施しました。
■研修の目的
①大学教育におけるインターンシップ導入・推進の意義や背景について理解する。
②教育的効果の高いインターンシップの多様な類型とそれぞれの実現イメージについて、国内外の事例から学ぶ
③参加者自身の専門人材としての今後の働き方や、学内体制の在り方についてのヒントを得る
●研修内容
今回の研修は、産学協働教育プログラム運営の初心者を対象とし、以下の内容で実施しました。
■専門人材とは何か
・専門人材の役割とは?
・専門人材に求められる実践的能力とは? など
■大学教育におけるインターンシップ普及・推進の意義
・インターンシップ普及推進の背景 ~経産省(=経済界)の問題意識
・日本における普及状況
・インターンシップの教育効果 ~経産省調査より など
■インターンシップの類型と類型ごとの事例
・インターンシップの類型の整理 など
■効果的な事前・期間中・事後のプログラム設計のポイント
・海外事例の紹介 など
■目標設定と評価
・国内外の事例紹介 など
今回の研修では、初心者を想定した内容であったため、基礎知識の教授や意識啓蒙に類する内容も多く
ありましたが、今後は、プログラムのマネジメント、授業運営、評価等を、プログラム運営の効率化や、
質の向上に直結する内容も検討していきます。