加茂川絵図 鞍馬川岩屋川落合より桂川落合まで
元禄11年(1698) 写 37.5×368 彩色
 若年寄米倉丹後守に上程した彩色図。川の蛇行にしたがって巻物も 曲がるように描かれている。 川筋に沿って測点位置間の距離が記さ れているが、元禄7年(1694)「江戸人規矩術」(いわゆる測量術)の 一派を立ち上げた清水貞徳の清水流による最初の実地測量図と考え られ、測量術資料としても貴重な絵図である。