文化学部の在学生が紹介する、京都のお薦めスポット!/インドネシア人のエディ・プリヨノ先生にムスリムの断食について聞いてみた!/エディ・プリヨノ先生お薦め!京都で食べられるインドネシア料理のお店
文化学部の
在学生が紹介する、
京都の
お薦めスポット!
文化学部のリアルな学生生活の発信や、卒業生によるトークショーなどのイベントを開催している、文化学部の学生広報団体「ClaSP!(クラスプ)」。今回は、そのスタッフでもある文化学部の学生に「京都のお薦めスポット」を聞いてみました。
まず、4年次の今津 春希(いまづ・はるき)さんが紹介してくれたのは、京都市東山区にある「青窯会(せいようかい)会館」です。ここでは、京焼・清水焼などの京都の伝統工芸品づくりの体験ができる陶芸教室が開かれています。ゼミナールで京都の伝統工芸について学んでいる今津さん。「去年の秋ごろに、ゼミのフィールドワークで青窯会会館を訪れ、陶芸体験をしました。普段はなかなかできない、ろくろ体験や絵付けができるので、お薦めです!」と話してくれました。
(※通常、京都青窯会会館での絵付け体験では、「呉須」と呼ばれる青一色の濃淡を使用します)
続いて、3年次の泉 美琴(いずみ・みこと)さんが紹介してくれたのは、「みその橋 サカイ」。「京都の食文化を学ぶ授業で、ラーメンなどの中華料理は明治時代以降に京都に入ってきたこと、京都人は新しいものを取り入れるのが好きな傾向にあることを学びました。サカイでも、中華料理を日本人の口に合うようにアレンジしている点に、京都らしさを感じます」と語ります。そんな泉さんのお薦めメニューは、名物の「焼豚冷麺」。「冷麺のタレは、アクセントのからしが効いていて、さっぱりとした味わいでお薦めです!」とのことです。
インドネシア人の
エディ・プリヨノ先生に
ムスリムの断食について
聞いてみた!
今回は、イスラム教を信仰するムスリムの義務の1つ、「断食」(ラマダーン)について、本学外国語学部 教授であり、イスラム教徒のエディ プリヨノ先生に教えていただきました。
断食は、毎年イスラム暦の9月に、30日間にわたり行われます。2025年の断食期間は、3月1日~31日だったそうです。期間中の夜明け前(午前4時半頃)から日没(午後6時頃)まで、食事も飲み物も一切口にしないそうです。
「断食」と聞くと辛そうなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、エディ先生にとっては、むしろ「楽しいもの」だとおっしゃっていました。インドネシアでは、毎日の断食前の深夜2〜3時の食事「サフル」と、断食後の午後6時頃の食事「イフタール」は、家族や友人と一緒に楽しむのが習慣です。
断食中は水も飲まないため、サフルでは水分が多く摂れる野菜やフルーツを中心に食べるとのこと。栄養価の高いデーツもお薦めとのことです。エディ先生が幼い頃は、サフルのときに夜が明けそうになり急いで食べ物を頬張っていたという、微笑ましいエピソードも語ってくださいました。
断食月のインドネシアは、ナイトマーケットや屋台が数多く並び、お祭りのような雰囲気でとても楽しいそうです。
エディ・プリヨノ
先生お薦め!
京都で食べられる
インドネシア料理のお店
エディ先生のお薦めのインドネシア料理のお店は、「バリバリインドネシア」。京阪電車の祇󠄀園四条駅から徒歩約3分の場所にあります。
バリバリインドネシアには、たくさんのメニューがありますが、その中で特にエディ先生が好きなメニューを3つ教えてもらいました。
1つ目は「ナシティム(Nasi tim)」。インドネシア語でnasi(ご飯)tim(蒸す)という意味。蒸されたご飯の上に鶏肉と目玉焼きが乗っていて、油が少なく食べやすいそうです。
2つ目は「マンゴージュース(Jus mangga)」。Jusはジュース、manggaはマンゴーを意味しています。
3つ目の「ピサンゴレン(Pisang goreng)」は、pisang(バナナ)goreng(揚げる)という意味。バナナをたっぷりの油で揚げた、インドネシアの定番スイーツです。バリバリインドネシアさんでは、揚げるとよりおいしくなるインドネシアのバナナを東京から仕入れているそうです。
みなさんも、ぜひ一度訪ねてみてください!
Writer
取材をした人

外国語学部 3年次

文化学部 3年次

現代社会学部 1年次





