
お茶で有名な京都府宇治市は、京都市内からJRや京阪電車、近鉄などで気軽に訪れることができる人気のお出掛けスポットです。宇治には抹茶グルメを堪能できる飲食店がたくさんあり、王道のパフェやかき氷などのスイーツはもちろん、抹茶コロッケや抹茶ラーメンなど、多彩なメニューが注目を集めています。今回はそんな宇治の抹茶グルメを紹介します!
抹茶ブームの火付け役!?「お肉の店 はりよし」

抹茶コロッケは今から16年前に誕生しました。半年間、何度も試作を重ねたそうです。素材にもこだわり、抹茶はもちろん宇治抹茶を、ジャガイモは北海道産、玉ねぎは淡路島産を使用しています。


お肉の店 はりよし
営業時間:9:30~19:00
定休日:無休
麺に練り込まれた抹茶が上品に香る!「ラーメン田中九商店 平等院店」
次に紹介するのは、京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約5分の「ラーメン田中九商店 平等院店」。こちらのラーメンは、麺に宇治抹茶が練り込まれているのが特徴です。スープは、魚介系と動物系(豚骨、鶏など)のダブルスープ「黄金」、豚骨ベースの「豚骨白湯」、辛口の「赤」があり、それぞれ塩と醤油を選ぶことができます。

今回は「宇治抹茶塩玉ラーメン」をいただきました。豚骨白湯のスープに味玉がのっています。利尻昆布、豚骨、鶏ガラの旨味が溶け込んだ白湯スープは、宇治抹茶を練り込んだ麺とよく絡み、あっさりとした上品な味わいです。

プラス100円で「抹茶トッピング」を追加できます。抹茶をトッピングすると、さらに抹茶の爽やかな風味が強まり、それでいてうまくラーメンにマッチします。

ラーメン田中九商店 平等院店
歴史ある店内で味わう絶品抹茶グルメ!「中村藤吉 平等院店」
最後に紹介するのはJR「宇治駅」から徒歩約9分、京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約5分の「中村藤吉 平等院店」です。建物は、平等院表参道沿いにある菊屋萬碧楼(きくやまんぺきろう)という料亭旅館を改修したもので、宇治市の重要文化的景観にも指定されています。
こちらの店舗は2022年に、観光客だけでなく地元の人も気軽に訪れやすい場所、をコンセプトにリニューアルされたばかり。お店の建物へと続く庭にはベンチを設置し、公園のような居心地良い場所となっています。また、店内ではフリーWi-Fiが利用でき、一部の席にはコンセントも設置されています。

店内は、お店のすぐそばを流れる宇治川を見ながら食事をすることができる絶好のロケーションです。ここでは看板商品の「まるとパフェ[みどりの世界]」をいただきました。「まると」のマークは中村藤吉の屋号からとられています。

まるとパフェの中身にはそれぞれ意味があり、花穂紫蘇(はなほじそ)は紅葉、黄栗が月など、平等院店から見える情景を表しているそうです。食べてみると抹茶の味だけでなくシソの香りやベリーの酸味が感じられ、おこしなどの食感も楽しむことができてとてもおいしかったです。

食べ方がユニークな生茶蕎麦もお薦めです。まずはそばをトッピングされたてん茶の葉と一緒にいただきます。てん茶とは、抹茶を石臼でひく前の茶葉のこと。お茶の風味を口いっぱいに味わえます。次に、かつおだしのつゆにつけて、そばをいただきます。お好みで、すだちを加えると爽やかな風味に。さらに薄茶オイルを加えていただくと奥深い味わいを堪能できます。一皿にさまざまな味わいを加えながら、最後まで抹茶とそばの風味を楽しみました!

中村藤吉で使われる抹茶は、お茶本来の味を楽しめるよう、メニューによってお茶の魅力を最大限に生かせるような合組(ごうぐみ)※を行っているそうです。例えば、生茶ゼリイには、抹茶の苦味だけでなく、上質な抹茶が持つ旨味と甘味を感じられるよう、また、食べきったあとにはまるで薄茶をいただいたかのような、スッキリとした後味の抹茶を選んでいます。実際に生茶ゼリイをいただくと、アイスやゼリイと抹茶の風味が合わさって絶品でした!
※合組とは、茶葉をブレンドすること。

また、中村藤吉 平等院店にはショップも併設されており、抹茶を使ったお菓子などを自宅でも楽しめます。
中村藤吉 平等院店
住所:京都府宇治市宇治蓮華5-1
営業時間:銘茶売場10:00~17:00 カフェ10:00~17:00(L.O.16:30)
定休日:不定休
今回の取材を通して、今まで知らなかった宇治抹茶グルメの魅力を味わうことができました。予想以上にさまざまなジャンルで抹茶が使用されていることが分かり、多くの発見がありました。京都市内からもアクセスがいいので、皆さんもぜひ宇治にお出掛けして、お気に入りの抹茶グルメを探してみてください!
Writer
取材をした人

現代社会学部3年次

現代社会学部1年次







