2014年度入学生のカリキュラムについて(お知らせ)
2014年4月からカリキュラムを下記のように変更します。
新しいカリキュラムは、「法曹としてどのような知識を用いてどのように問題解決につなげるのかを認識し、そのために必要なことを確実に身につける。」にはどうすればいいか、を意識し、それを合理的に実践するため科目間の連携を重視した科目編成になっています。 同時に、教員の教育力をアップするため、新しく大阪市立大学から平岡 久教授(行政法)、慶應義塾大学から安冨 潔教授(刑事訴訟法)を迎えるほか、刑事系の実務家教員も新しい方をお迎えする予定で、本学に入学する方が、3年または2年間真剣に努力すれば法曹として必要な基礎が身につく教育を実施します。
概要は下記のとおりです。
カリキュラムの主な変更点
1.基本科目を整理
科目を整理し、より段階的な学修ができるようにしました。
応用力を涵養するため、演習科目を充実させました。
以上のことにより、基礎知識の確実な習得とその応用力の涵養を図ります。
2.実務経験を向上させ、理論と実務の架橋を図る
刑事模擬裁判、民事模擬裁判を必修とし、ローヤリングクリニックとエクスターンシップを選択必修にしました。
これらは司法修習の際に必要な経験となりますが、それだけでなく、基本科目等で修得した基礎知識がどのような形で実践されるのかを確認することで、学修成果のフィードバック材料にもなると考えます。
3.既修者認定科目は次のとおり(5科目入試合格者)
憲法I(2)、憲法II(2)、民法I(4)、民法II(2)、民法III(4)、民事手続法I(2)、民事手続法II(2)、企業法I(2)、企業法II(2)、基礎演習(民法)(1)、刑法I(4)、刑法II(2)、基礎演習(刑法)(1)=計30単位を履修免除します。
( )の中の数字は単位数
*入試科目の見直しに伴い、2015年度以降は変更の可能性があります。