教員紹介志賀 啓成

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志賀 啓成SHIGA HIROSHIGE

理学部 数理科学科 教授

学位
博士(数学)(京都産業大学)
専門分野
複素解析、複素解析幾何

今年度の担当科目

代数学・幾何学ⅠX、代数学・幾何学ⅠY、複素解析学A、複素解析学B、幾何学・解析学、数理科学特別研究Ⅰ、数理科学特別研究Ⅱ-1・2

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メッセージ

数学は数千年以上の歴史のある学問で、人類の英知の結晶であり、現在もなお発展を続けています。みなさんが現代数学を学ぶことは、単にその理論を修­得するだけではなく、先人たちの知を理解し、その理論を通して彼らと対話することでもあります。その大胆なアイディアや斬新な独創性に驚き、感動するかもしれません。
数学はまた、厳密な論理によって支えられている学問です。 数学を学ぶことで論理的思考力を身に付け、論理の厳しさを知ることになります。これは、みなさんの理性と知性の成長に大いに寄与することでしょう。
数学のもう一つの側面は「共通の言語」であるということです。 数学を用いることで、人種・性別・年齢を越えてコミュニケーションをとることができます。また、現代数学においては、さまざまな国の数学者が日々研究を続けて、その発展に貢献しています。 このようなことを知り、理解することはお互いの多様性を認めrespectすることにつながり、それが巧まずして私たちの社会を健全なものにしていくと私は信じています。

研究テーマ

・リーマン面の変形理論
曲面の変形空間であるタイヒミュラー空間を様々な見地から研究しています。例えばg(>1)人乗りの浮き輪の表面は3g-3個の複素パラメータ空間の中に実現されます。この空間は複素解析、位相幾何、代数幾何など多くの分野と関わりを持つ興味深い対象です。

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