教員紹介シン ハヨン
研究テーマ・内容
従業員の動機づけ(内発的・向社会的モチベーション)・成員間の協働と向社会性
組織の中で「誰かの役に立ちたい」という気持ちで頑張っている人を支援し、彼らの努力が報われるような組織づくりや、負担を軽減する仕組みづくりに貢献したい。そんな理由から研究の道に進みました。
2022年現在かかわっている研究は、主に以下のとおりです。
- 成員の内発的労働意欲および向社会的モチベーションがパフォーマンスに与える影響
- 向社会的モチベーションの促進・抑制要因
このほかにも、看護学生の学習動機づけと学習行動の関係の検討や、健康経営における医学・経営学の学際的研究に参加しています。
担当科目
プロフィール
学生へのメッセージ
「知識は力なり」です。誰かがいつも正しい答えを与えてくれるわけではありません。さらに世の中には唯一無二の解がないことが多くあります。私たちは手探りでもっともらしい答えを探していかなくてはいけません。
大学内外での学びや経験は、自分自身や私たちを取り巻く環境をよりよく理解するための道標になります。また、学んだ知識を正しく使う方法を知ることも重要です。地図があっても、見方がわからなければ目的地に辿り着けませんよね。さらに、得た知識を活かして論理を組み立てる論理的・複眼的思考のトレーニングは、理不尽な物事から自らを守る盾になります。
学部の4年間は長いようであっという間です。皆さんの中の「なぜ?」「どうして?」という疑問を大事にし、貪欲に学んで、今後の糧にしてください。一緒に成長していきましょう。
ゼミの紹介
組織行動論を中心に、組織の中の「人」の働きについて学びます。自分のやる気をどうマネジメントすればよいか?といったテーマもまた、組織行動論における主要な問いのひとつです。組織行動論の理論を学び、実際の現象(たとえば、自分!)に適用してみる経験を積むことによって、これらの疑問に自分なりの答えを見出していくきっかけとして活かしてほしいと思います。
また、2022年度が初年度となりますので、1期生の皆さんと一緒に、有意義な時間になるようゼミをつくっていきたいと思っています。