教員・研究テーマ一覧

現代社会学科

時代や国によって変化し続けるポピュラーカルチャーを探る

アニメやマンガ、ゲームに代表されるポピュラー文化は、年齢や性別、国境を超えた共通の経験を形成し、人々のつながりを生み出しています。私は「ポピュラー文化とは何か」「それが作り出すつながりとはどのようなものか」という問いを手がかりに、こうした現象について研究しています。最近は国内外のマンガミュージアムなどの調査を行い、韓国をはじめとした東アジア地域におけるポピュラー文化の社会的な位置づけとも比較しつつ分析を進めています。作品をじっくり楽しむというだけでなく、それらがさまざまな人に「活用」され、社会に開かれていく時に生まれる葛藤や新たな価値とは何なのか。そこにある可能性を示せたらと考えています。

ジェンダー論から見据えるポピュラーカルチャーの研究

社会の中での性別のあり方について考えるジェンダー論の視点からポピュラーカルチャーを研究しています。商業的な演劇や映画、アニメ等で、女性や男性、友情がどのように描かれ、愛好者にどう受け止められているかを分析し、その社会的背景を考察しています。

人間と霊長類との類似、差異の考察から動物の社会を解明

人間を含めた動物の社会、特に異種のサルがひとつの群れを形成する混群現象から、社会性の起源と進化を研究しています。また霊長類をはじめとした動物と人間の関係を、民族生物学の視点から考えることで、異種共存の社会を明らかにしようとしています。

文化現象やメディア、ジェンダー論

人と人を結びつける「意味の媒介装置」としての広義のメディアや身近なポピュラーカルチャーを対象に、ものの見方、考え方、感じ方、行動の仕方など広い意味での文化の変容を分析する文化社会学・メディア社会学研究を行っています。

自己イメージやコミュニケーションに関わる現象や欲望をメディア論的に探究

音・映像・身体・文学・ゲーム・機械装置・情報機器・交通手段といった、さまざまなメディアでの原理的な経験や行為を巡って、自己イメージ・アイデンティティ・コミュニケーション・人間の関係性や思想などの問題を、社会学的に研究しています。

言語記述をベースにした文化と社会の研究

少数言語や、まだよく知られていない言語の研究をベースに、民話、諺、地名、人名などの口承文芸の研究、また多言語使用や国語選定の問題など、社会言語学的研究を進めています。調査地域は主としてアフリカ諸国ですが、アジア・太平洋地域でも調査を行っています。

ベトナム村落の住民自治を 文化人類学的視点から研究

現代ベトナム村落の住民自治について、現地調査を通じて文化人類学的な視点から研究しています。村民の議論や価値観に注目することで、村で暮らすということを村の人たちがどのように理解しているのかを「住民の視点」から解明することが目標です。

文化から経営まで、社会ネットワークが生み出す価値を計量的に研究

経営学、情報工学と三股をかける社会学者として企業の評判やブランドを社会ネットワーク資産として研究してきました。現在は現代アートやフェスティバルが生み出す社会的価値を企業調査、住民調査、観光地でのinstagram 解析によって研究しています。

臨床心理学と対人援助活動

対人関係上のさまざまな問題、リーダーシップのあり方、相性の問題、相互理解や自己表現の問題など、心理学上の重要なテーマが複雑にからみ合う対人援助活動について、自身の体験を事例研究の方法で捉え直し、理解を深めて実践への活用を目指します。

キャリアに関わる諸理論の適用や方法

雇用や労働を取り巻く環境が大きく変化する現代、人が職業人生を自らの力で構築し、歩んでいくためにキャリアに関わる諸理論の現代日本社会への適用やその方法について研究するとともに、大学生にも活用できるキャリアデザイン手法の開発について研究を進めていきます。

教員として即戦力になるために青少年の健康・安全と生活行動を研究

公立高校教員として30年間勤務した経験から、学校現場の即戦力となるためにどんな能力や心構えが必要か、教職希望者に対して熱く講義を行います。研究テーマは以下の3つを中心としています。①青少年の健康・安全と生活行動に関する 研究 ②剣道選手の競技力向上に関する研究 ③保健主事の職務に関する研究

縮小社会における地域づくり

本格的な人口減少時代を迎えた今、自立・自律した地域づくりにふさわしい政策についてさまざまな視点やアプローチで実践・研究しています。先進事例のない課題に「当事者」である日本の研究者・現場実践者が取り組む役割や責任は大きいと考えています。

『道徳科』における学習指導及び評価の在り方

平成27年に規定された「道徳科」の学習指導について、従来の「道徳の時間」における学習指導との異同を明確化。「道徳科」に求められる多様で効果的な学習指導と児童生徒の自己評価等を活かした、授業改善に役立つ評価の在り方を論究するものです。

東ヨーロッパにおける 社会主義時代の記憶を研究

社会主義から資本主義へと急速な変容を遂げた旧東欧のポスト社会主義諸国(特にポーランド)を舞台に、かつての社会主義の記憶や遺物が現地の人々にどのような意味を持つのかを、映像メディアや都市空間などの文化現象全般から考察しています。

河川・名水の文化的特性が、 地域社会に果たす役割

「千年の都・京都」を流れる河川の歴史的変遷や行祭事、治水、利水、水運 などの文化的特性が景観やまちづくりに与えてきた影響、京都の名水(400カ所以上)に関する伝承等を調べ、名水が地域に果たしてきた役割を示すことで、生命の源である水と地域特性の関係を明らかにしたいと考えています。

エビデンスに基づく教育

「エビデンスに基づく」という考え方は、医療に始まり、福祉や教育の領域に広まってきました。現状の教育実践や教育政策について、「これが最善なのだろうか」と、エビデンスに基づいて問いかけることは、日本の教育にとっても必要になってきています。エビデンスに基づく教育とは、どのようなものか、どのようにすれば進めることができるのか、などについて探究しています。

地域とともにある 学校づくり・小中一貫教育・学校制度改革

教育制度学を専攻し、小中一貫教育の理論的研究と実践への具体的方法などを研究しています。現場主義で学校臨床学の観点から実証的な研究を心がけ、同時に中央教育審議会の委員や全国各地の審議会会長、委員などを務め、政策立案にも関わっています。

家族・労働・人口の問題を研究

児童労働について、途上国での状況から日本における歴史まで幅広く研究。最近は日本とヨーロッパの育児休業制度の比較、 日本の夫の転勤・単身赴任が出生率や夫婦の関係性にどのような影響を与えているかなどを研究しています。

広告における文化価値観

「広告と社会・文化」の関係といった広告の社会学に関心があります。広告におけるジェンダーの役割や家族像、外国イメージ、文化的差異、それらの変容に着目し、アジア(日本、中国、台湾、韓国、タイ、シンガポール)のTV広告を比較しています。

西洋と非西洋の接触:「支配する/される」の構造

オーストラリアで特権的立場にあるヨーロッパ系住民たちが、先住民を含め非ヨーロッパ系住民たちと接触する中で生み出してきた支配の構造を、植民地主義的な背景とともに分析しています。またオーストラリアで人気の高まる日本の文化にも興味を持っています。

法の在り方を哲学や歴史の視点から研究

近代ドイツを中心に法の性質を歴史的・哲学的基礎にまでさかのぼって考察し、現代社会システムの特徴を明らかにすることが主要な研究テーマです。近年は、日本の地域社会でもフィールドワークを実施し、コミュニティの歴史的構造にも関心を持っています。

地域目線での活性化や人づくり、場づくり

地域の人々にとって幸せや居心地の良さとは何か、そしてどうすれば実現可能かを考え続けています。地域活性化やまちづくり、コミュニティ形成におけるNPOの役割、公共経営の制度設計、地域づくりのマネジメントを担う人材の育成、PBLなどが研究テーマです。

現代メディアの望ましい形と 実現に向けての課題を模索

誰もが情報発信できる時代に望ましいメディアの形とはどんなものか。中でも地域情報や災害情報は、ソーシャルメディアやテクノロジーの活用でより充実させることが可能な分野であり、そのための課題、機会、政策のあり方などを模索しています。

健康スポーツ社会学科

本番で力を発揮するためには ~迫る!「緊張」の発生と制御のメカニズム~

多くの人がスポーツの試合や発表会などの本番において、「過度の緊張」のために練習の成果を十分に発揮できなかったという経験があると思います。緊張を覚える原因の一つは「ストレス」にあることが分かっています。ストレスは、心拍数や唾液などに含まれる物質に反映されることが知られており、これらの現象に着目し、ストレスと緊張感に関する研究を行っています。バスケットボール競技を対象とした今までの研究で、試合の局面や個々の立場の違いによるストレスは個々に感じる「緊張感」につながっていることが分かってきました。今後は、ストレスの度合いを数値化できる指標を探索していくことを考えています。将来的には、「自分はストレスに強いのか」を理解することや、ストレスを克服できるサプリメントの開発につながる可能性があります。

障がいのある人とスポーツ・社会・制度について

障がいのある人の社会的包摂について、スポーツ文化の観点から研究しています。文献研究とともに、海外(主にドイツ)の事例について現地で資料収集を行ったり、障がいのある子どもも無い子どももともに楽しめる運動遊びのイベント企画・運営といったフィールドワークも行ったりしています。

身体における柔軟性の多様な可能性を研究

体力要素の1つである「柔軟性」を制限する要因について、超音波画像診断、筋電図などを用いて定量化しています。スポーツパフォーマンスと柔軟性との関連について、特に最大筋力と動作の正確性についての研究にも取り組んでいます。

陸上競技(中長距離)の競技力向上に関する研究

競技力向上をキーワードに、より少ないエネルギーで効率よく走るランニングエコノミーの改善に向けて、酸素運搬能力や耐乳酸性能力の改善など有酸素能力を向上させるトレーニングや身体の使い方について実践と研究に取り組んでいます。

格差・不平等と新たな「能力」の関係を探る

格差や不平等の問題を労働市場における選抜の観点から研究しています。近年の技術・社会変化に伴い、どんな「能力」が求められるようになったのか。「能力」の高低はどのような格差を生み出すのか。新たな能力観に基づいた格差生成メカニズムに関心があります。

コーチング科学やスポーツバイオメカニクス

バイオメカニクス的手法を用いた競技力向上のためのスポーツ・コーチング科学と、その応用としての健康寿命伸長を目的としたスポーツ・運動の実践的研究をしています。またスポーツビジネスを地方創生に活かすための方法論的研究にも取り組みはじめました。

エンデュランススポーツの社会学的研究

「エンデュランススポーツの社会学的研究」をテーマにしています。市民スポーツとしてのマラソンやトライアスロンを題材に、なぜ自ら長時間の苦痛に向かうのかということについて、人々の心情や体験に目を向けながら考察しています。

運動・スポーツをはじめとした「場づくり」「人づくり」による地域活性化

「地域活性化」「運動・スポーツの習慣化」をキーワードに、自治体と連携してフィールドワークを中心とした教育・研究を行っています。最近では、健康・スポーツの視点から、地域のブランディング・人材育成にも取り組んでいます。

体育科教育における ボールゲームの内容論研究

体育授業のボールゲーム系学習には、個人に関わる運動技術の習得が不可欠です。またカリキュラム構成を考えるには、全ボールゲームの最大公約数的なスキルの内容や指導方法の整理も不可避と考えます。こうした課題の解決を目指して研究を進めています。

三点法による成長曲線の当てはめに関する研究と スポーツビジョンに関する研究

リチャーズ成長曲線を用いて、競技記録に対する限界値を数量的に予測するとともに、その要因について検討し、今後の具体的な目標設定や将来展望を踏まえた指導法を考察しています。また競技能力に重要な因子であるスポーツビジョン(視機能)の研究に取り組んでいます。

肥満のメカニズムと骨格筋電気刺激の研究

生活習慣病の温床である肥満について、そのメカニズムをテーマとする研究に取組んでいます。また、寝たきりの患者さんや整形外科的に運動ができない人々のために、健康促進に貢献する骨格筋電気刺激についても精力的に研究を進めています。

スポーツ選手を対象とした 栄養教育の評価について

将来のトップ選手育成に向けたタレント発掘・育成事業において、ジュニアアスリートの栄養教育の検証とプログラムの開発を進めています。また、競技者の競技力向上を目指し、食生活の課題解決に向けた栄養教育のあり方について検討しています。
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