学びの特色

国際社会の課題をアクティブに学ぶ独自のカリキュラムを開設。

学びの風景
複雑な問題に満ちた国際関係を読み解くには、さまざまな分野の知識が必要です。そのため国際関係学科は総合大学ならではのメリットを活かした豊富な科目を開講し、また1学年80名の学生に教員11名を配するなど万全のサポート体制を用意します。この充実したカリキュラムを最大限に活かしてください。

3本柱のカリキュラム

幅広い視野と専門性を養う多彩な科目群を用意。

国際関係学科のカリキュラムは、「国際関係科目」「トランスナショナル科目」「地域科目」の3つを柱に編成されます。「国際関係科目」は、国際関係学を基礎から幅広く学べる科目群。1年次から10人程度で行う少人数制のプレゼミも開講します。「トランスナショナル科目」は、人権や環境といった国家だけでなく企業や個人が連携して解決をはかるべき問題を多角的な視点から学ぶ科目を用意します。また「地域科目」では、北米論、ロシア東欧論など、専門家が地域研究に関する授業を担当します。これら3本柱の科目群と集中的な英語学習を通じて、国際人としての確かな素養を身につけていきます。

海外フィールド・リサーチ

国際社会の現場に触れて意識を高め、行動力を磨く。

これまでも外国語学部の学生が取り組んできた海外フィールド・リサーチが、国際関係学科では1年次の必修科目となります。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのいずれかに約1カ月間滞在。午前中は語学を学び、午後はフィールドワークに取り組み、各自の課題を追究します。例えば環境問題に関心がある場合は、現地のごみ収集の方法を調べるといった調査活動を自主的に行い、帰国後にレポートにまとめます。また、たとえば少子化に伴う外国人労働者の受け入れ問題など、日本の国際問題を学びたい人のために、国内でのフィールドワークに取り組むプログラムも設けます。

社会科学系のメリット

国際関係学の専門知識に加え、高度な英語力を養う。

京都産大の外国語学部国際関係学科が他大学の国際関係学系の学部と異なるのは、第一に英語教育の充実度です。外国語学部ならではの英語教育を展開し、「国際関係英語」をはじめ一部の専門科目は英語で開講します。「情報英米語」など情報処理の分野を英語で学べるのも国際関係学科の魅力といえるでしょう。そうした人文科学系の学びに加え、総合大学のメリットを活かした社会科学系の学びも充実しており、専門的な学問領域としての国際関係学を追究することが可能です。こうした人文科学系と社会科学系の学びを融合し、高い英語力を備えた国際社会の変化に対応できる人材を育んでいきます。
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