国際関係学科

高度な英語力と優れた国際感覚をめざし、
デュアルな学びにチャレンジ

国際社会・国際問題の諸側面に、政治学・経済学・社会学といった社会科学系の学びの視点からアプローチするとともに、それら諸分野について英語で議論できる力を身につけることを目指す専門的な英語教育を行うことにより、高度な語学力と優れた国際感覚を備えた「真の国際人」の育成をめざします。

カリキュラムマップ

海外フィールド・リサーチでの経験が
国際関係学を学ぶ意欲につながった

国際問題などを英語で学ぶという学修内容に興味があり、本学科を選択しました。国際関係学といってもその内容は幅広く、扱うテーマも安全保障や各国経済、人権や環境問題にまで及びます。中には英語だけで行われる授業もあり、国際人に求められる知識とスキルを学んでいることを実感できます。1年次に参加したカナダにおける海外フィールド・リサーチでは、子どもたちとの文化交流が印象に残っています。そこで英語を用いて社会貢献できたことが、今の学びの意欲にもつながっています。


研修先のカナダにて巻きずしの作り方
を指導。現地の子どもは興味津々

国際関係学科3年次
馬塲 竜士さん

※掲載内容は取材当時のものです。

海外フィールドリサーチ

国際関係学科では、1年次の必修科目として「海外フィールドリサーチ」というプログラムを設けています。この科目は、アメリカ(ビジネス・流通)、カナダ(ボランティア・地域貢献)、オーストラリア(環境保護・多文化主義)、ニュージーランド(多文化主義型社会・教育)のうちいずれか1国を選択し、約3週間現地に滞在することによって、実体験を通じ、その国の政治・経済・社会・文化・歴史の一端を学ぶものです。

海外フィールドリサーチ

在学留学

国際関係学科生の中には、本学の「在学留学」制度を利用して長期の留学を行う学生が大勢います。「在学留学」には、次の3つのタイプがあります。

交換留学

本学との間で留学生を相互に受け入れる交流協定を締結している海外の大学へ、本学における審査・選考に合格した上で、本学の代表として留学することです。留学先(協定校)での授業料が免除され、また、留学先の学部で開講されている専門科目を履修することができます。留学先で取得した単位は、帰国後に本学における審査を経て、本学を卒業するために必要な単位として認められます。

派遣留学

本学からの留学生を受け入れる交流協定を締結している海外の大学へ、本学における審査・選考に合格した上で、本学の代表として留学することです。留学先(協定校)での授業料は自己負担です。留学先では主に、留学生向けに開講されている語学教育科目等を履修します。留学先で取得した単位は、帰国後に本学における審査を経て、本学を卒業するために必要な単位として認められます。

認定留学

本学との間で交流協定を締結している海外の大学でなくとも、自分が留学したい大学(学位授与権のある大学に限ります)との間で自分で手続きを行って入学許可書を取り寄せ、本学の許可を得た上で留学することです。留学先での授業料は自己負担であり、また、留学生向けに開講されている語学教育科目等の履修が中心となります。留学先で取得した単位は、帰国後に本学における審査を経て、本学を卒業するために必要な単位として認められます。
在学留学中の国際関係学科生が送ってくれた、現地からの「留学便り」を、ここでご紹介します。

2017年

過去の留学便り

「国際関係英語」について

国際関係学科における専門科目(専攻言語)としての英語の教育は、国際関係学の様々な専門科目との効果的な融合を通して、コミュニケーションの手段としての国際的な共通言語である英語の高度な運用能力を養うことを目標として、展開されています。

1・2年次の必修科目である「インテンシブ国際関係英語」では、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングといった基本的な英語運用能力を身につけることを基本としつつ、それにとどまらず、論理的思考力そのものを英語を通して学んでいきます。つまり、「語学としての英語を学ぶ」ことよりはむしろ、「英語でリベラル・アーツ的な知識・能力を身につける」ことに、重きを置いています。

3年次の必修科目である「ディスカッション国際関係英語」「ライティング国際関係英語」では、国際関係学の理論的・歴史的・現代的な様々なテーマについて、英語で情報を収集・分析し、その内容を簡潔に要約し、それに基づく自分の判断を文章と口頭の両面で表現・発信し、口頭発表に基づいた討論において質問やコメントに的確に即答するという、総合的な能力を身につけることを目指しています。そのために、少人数クラスで展開される授業時に、学生相互間での英語での発表と討論を繰り返すとともに、各自がアカデミックなエッセイ(長文の英語でのレポート)を書く課題に取り組みます。これらの授業のための教材としては、国際関係学科所属の専任教員が共同で執筆・編集・出版した独自のテキストを用いています。

以上のような文字通りアクティブなラーニングを通じて、国際関係学科の学生は、国際関係学の体系的な知識を深めると同時に、汎用性の高い論理的思考力やコミュニケーション力を身につけて行きます。

「国際関係英語」について

「国際関係英語」について

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