文化学部 開設20周年

京都産業大学 文化学部は、開設20周年を迎えました。

文化学部は2020年に開設20周年を迎えました。これまでの文化学部とこれからの文化学部をみなさまと共有する場として、記念事業を開催いたします。20周年記念事業は昨年2020年に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の状況により、2021年度に開催することとなりました。

2000年に国際文化学科1学科で発足、2015年に京都文化学科が設置され、文化学部ではこれまでに約4,000名の卒業生を社会に送り出してきました。
記念事業では、各界でご活躍の卒業生のみなさま、在学生、退職された先生方、そして一般の方々にも参加頂ける3つのイベントとして、6月・12月にシンポジウム、10月には文化学部卒業生対象の交流イベントの開催を企画しています。卒業生のみなさまとの交流を図り、文化学部の知の蓄積と今後の展望を共有し、学部の新たな発展に向けたスタートにしたいと思います。ご参加、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

文化学部が歩んだ20年

ユーラシア大陸とアメリカ大陸をつなぐ大西洋を望んで (スペイン、ガリシア地方フィステラ
(地の果て))

文化学部が西暦2000年に本学に誕生してから早くも20年が経ち、11号館はあまり変わりませんが、キャンパスには新しい建物が立ち並んでいます。そして、この期間には日本や世界を揺るがすような出来事が次々に起こりました。文化学部の卒業生、在学生のみなさんは次のようなニュースをどのようにとらえてきたでしょうか。

2001年9月11日 アメリカ同時多発テロ事件
2011年2月11日 エジプト騒乱とアラブの春
2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震発生と福島第一原子力発電所事故
2017年1月20日 ドナルド・トランプ、第45代アメリカ合衆国大統領に就任
2019年12月~現在 新型コロナウイルスの感染拡大

21世紀の歩みとほぼ同じといえる、この20年を特徴づける現象は、急激に進んだグローバリゼーションです。上記の出来事の多くは、経済格差の先鋭化、イスラム過激派台頭、北米やヨーロッパに押しよせる移民増加など、グローバル化のもたらした結果と深い関わりを持っています。
一方、地球環境の生物多様性や、人間社会における、国籍、性別、宗教、文化などのダイバーシティの重要性が注目され、LGBTや SOGIなど、人の様々な性的指向性や性自認への理解も深まっています。文化学部が目指してきた「多様なものの見方・考え方」もまた、グローバリゼーションとともに展開し、共有されてきたといえるでしょう。
また、こうした変化は、パーソナルコンピュータやスマートフォンが世界でコモディティ化し、インターネットではWikipedia,Facebook,YouTube,Twitterなどのメディアが普及したこととも密接につながっています。情報リテラシーもまた、私たちが文化学部開設とともに教育の柱として位置付けてきたものです。
文化学部では現在、京都文化と国際文化の二つの視点から文化の多様性を学んでいます。21世紀の世界情勢や価値観の変動のなかで、文化学部で学んだみなさんがどのように考え、今後どのように生きていくのか、私たち教職員は、その思いを共有したいと考えています。20周年事業の三つのイベントの共通テーマ「観光と文化」は、文化学部がグローバリズムと切り結ぶ新しい切り口でもあります。多くのみなさんのご参加をお待ちしています。

文化学部長 井㞍 香代子

20周年記念事業のご案内

※今後のコロナウイルス感染症の状況により、開催方法を変更することや中止することがあります。

観光文化コース開設記念シンポジウム

開催日時 2021年7月4日(日)14:00~16:30(終了しました)
場所 京都産業大学むすびわざ館ホール(京都市下京区中堂寺命婦町1-10)
*新型コロナウイルスの感染状況により開催形態を変更する場合があります。
講演テーマ 「ポストコロナ社会の文化と観光を考える」
講演要旨 2021年4月に京都文化学科に観光文化コースが新設されたこと,またその設置の目的と意義を広く一般に周知するとともに,ポスト・コロナ,ウィズ・コロナ時代の観光文化のゆくえや可能性について<持続可能性>という視点から考える。
プログラム 特別公演 井上 安寿子氏(京舞井上流)
概要説明 観光文化コース設置の趣旨と教育内容説明
基調講演 「遊動の時代を迎えて」
山極 壽一氏(総合地球環境学研究所所長、京都大学名誉教授)
パネルディスカッション 「京都から展望する文化と観光のゆくえ」
<パネリスト>

秋山 正俊氏(京都市産業観光局観光MICE推進室長)
井上 安寿子氏(京舞井上流)
マレス エマニュエル(京都産業大学 文化学部 准教授)
<ファシリテーター>
平竹 耕三(京都産業大学 文化学部 教授)
 

文化学部開設20周年記念交流会

開催日時 2021年10月2日(土)14:00~16:00(終了しました)
場所 本学キャンパス内神山ホール3階セミナー室
およびオンライン
内容 文化学部卒業生と文化学部教員との交流・歓談、卒業生によるパフォーマンスなど

文化学部開設20周年記念シンポジウム

開催日時 2021年12月4日(土)13:00~15:00(終了しました)
場所 京都産業大学むすびわざ館ホール(京都市下京区中堂寺命婦町1-10)
講演概要 京都産業大学文化学部開設20周年事業の総括として、これまでの京都文化学科と国際文化学科の学際的研究の成果を示すとともに,今後の展望を紹介する。
プログラム 【パネルディスカッション】
<テーマ>
「<旅>を旅する—思想・歴史・古典芸能・文学からのアプローチ」
<パネリスト>

近藤 剛(京都産業大学 文化学部 教授)
中西 佳世子(京都産業大学 文化学部 教授)
笹部 昌利(京都産業大学 文化学部 准教授)
ペレッキア ディエゴ(京都産業大学 文化学部 准教授)
<モデレーター>
村上 忠喜(文化学部 教授)

お問い合わせ先
京都産業大学 文化学部事務室
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1941 Fax.075-705-1514 E-mail:bunka-jim@star.kyoto-su.ac.jp

文化学部事務室 窓口取扱時間
月~金曜日:9:00~16:30(13:00~14:00を除く) 土曜日:9:00~12:00
日曜日・祝日:休業につき取扱いいたしません。
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