生命科学部 生命科学セミナーを開催します!(11月10日)

11月10日に学内限定の生命科学セミナーを開催いたします。
 時間がいつもと違うので注意してください。

最先端の生命科学の話題を生命科学部の教員に紹介していただきます。
お時間のある方はぜひご参加ください。
Teamsでのオンラインセミナーになりますので、チームコード(lfjxegp)を利用して入室してください。

高桑 弘樹 教授
京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科(総合生命科学部 動物生命医科学科)

野鳥における高病原性鳥インフルエンザ
16:00~(講演30分 質疑応答15分程度) 司会:高橋

約20年前に中国南部に出現したH5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスは、現在もユーラシア大陸からアフリカ大陸までの広大な地域に分布して、中国や欧州をはじめ、各国の家きん産業界に大きな被害を与え続けていますが、未だに多くの国々ではウイルス封じ込めができずに、多くの諸国で猛威を振るい続けています。日本国内においても、数年毎に高病原性インフルエンザが発生し、昨シーズンは過去最多の鶏が殺処分されました。今回の講演では、鳥インフルエンザの発生と野鳥の関係を調べるため、日本国内、ベトナムで行った鳥インフルエンザの調査について紹介します。

高橋 純一 准教授
京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科(総合生命科学部 生命資源環境学科)

昆虫における真社会性の進化
16:45~(講演30分 質疑応答15分程度)司会:高桑

ミツバチやアリ、シロアリなどのように繁殖を行う女王とその他すべての労働を行うワーカーが同じ巣の中で集団生活をする昆虫を社会性昆虫と言います。しかし、自ら繁殖をしないワーカーの存在は、ダーウインによる自然淘汰説では説明できませんでした。ハミルトンにより提唱された血縁淘汰説は、ワーカーのような自己犠牲的な形質の進化について理論的に説明することに成功しました。今回の講演では、この血縁選択説について解説し、ミツバチやスズメバチをモデルに野外調査とDNA多型解析による血縁淘汰説の実証研究について解説します。また、ミツバチやスズメバチを例に外来種の帰化問題や、ヒトの食文化との関係について紹介します。
日時 11月10日(水)開催(学内限定)
場所 Teamsによるオンラインセミナー(チームコード:lfjxegp)
開場 15:30~(チームコードを利用して入室してください)
時間がいつもと違うので注意してください
開演 16:00~17:30

(録画したものを公開しますので見逃した方や参加できない方はご覧ください【期間限定ですのでお早めに】。)
次回は2021年12月8日(15:00開始)です。演者:棚橋靖行(先端生命科学科)、津下英明(先端生命科学科)先生
次々回は2021年12月22日(15:00開始)です。演者:寺地徹(産業生命科学科)、中村暢宏(先端生命科学科)先生

PAGE TOP