社会安全・警察学研究所 シンポジウム「児童虐待対応のための警察と福祉の対話をめざして」

2019.01.09

本学社会安全・警察学研究所では、科学技術振興機構社会技術研究開発センター(JST/RISTEX)の委託を受けて、研究プロジェクト「親密圏内事案への警察の介入過程の見える化による多機関連携の推進」を実施してきました。この研究プロジェクトでは、関係する多くの方々のご協力を頂戴して、とくに児童虐待について警察の介入判断のしかたを明らかにすることができました。これまでの研究成果を報告するとともに、児童福祉と警察・司法との対話を深めていただくために、シンポジウムを開催いたします。

日時 2019年2月4日(月)13:20~16:40
会場 京都ガーデンパレス(地下鉄丸太町駅から北へ徒歩8分・今出川駅から南へ徒歩8分)
プログラム
第1部 講演
  ・田村 正博 (本学社会安全・警察学研究所所長、本学法学部教授)
   
「警察の児童虐待への対処の現状と課題」
  ・仲 真紀子 氏 (立命館大学 総合心理学部 教授)
   「子どもの報告を支援する—司法面接と非開示の子へのサポート—」
第2部 ワークショップ
 
※次の3つのいずれかを選んでご出席ください
  ① 事件化は子どもの最善の利益につながるか?
    
《話題提供》
     
岡 聰志 氏 (金沢ふたば保育園長、横浜市南部児童相談所元所長)
     新 恵理 (本学社会安全・警察学研究所所員、本学法学部准教授、被害者学)
    《司会》
     内海 裕子 氏 (警察政策研究センター 教授)
     浦中 千佳央 (本学社会安全・警察学研究所所員、本学法学部准教授、警察学)
  
② 児童相談所と警察をどうつなぐか?
    
《話題提供》
     清水 孝教 氏 (世田谷区児童相談所開設準備担当課、横浜市北部児童相談所元所長)
     澤田 基浩 氏 (彦根子ども家庭相談センター副主幹、滋賀県警察より出向)
    《司会》
     須賀 博志 (本学社会安全・警察学研究所所員、本学法学部教授、日本近代法史)
  ③ 子どもの報告を支援するにはどうするか?
    
《話題提供》
     安永 智美 氏 (福岡県警察北九州少年サポートセンター少年育成指導官)
     田中 晶子 氏 (四天王寺大学人文社会学部准教授、認知心理学)
    《司会》
     増井 敦 (本学社会安全・警察学研究所所員、本学法学部准教授、刑法学)

※ポスターに概要を記載しております。
主催
京都産業大学社会安全・警察学研究所(田村プロジェクト)
共催
警察大学校警察政策研究センター
申込
事前申込制 ※1月28日(月)締切
参加費
申込方法
お名前・ご所属・役職と参加希望のワークショップ(①~③)を明記して、2019年1月28日(月)までに下記アドレスにメールでお申し込みください。講演会場またはご希望のワークショップ会場が定員を超えた場合にのみ、ご連絡を差し上げます。
   icj-ksu@cc.kyoto-su.ac.jp(社会安全・警察学研究所)

 
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