第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会 出場決定!

2014.07.01

6月29日(日)、西京極陸上競技場にて「京都選手権 決勝戦(対 佐川印刷京都戦)が行われました。本学1(0-0)0佐川印刷京都<スタメン>射庭 康太朗さん(経済・1年次)守安 陸さん(経済・1年次)金 大貴さん(経済・4年次)二宮 竜平さん(法・3年次)伊井野 克也さん(経営・1年次)坂本 樹是さん(経済・4年次)米丸 智幾さん(法・3年次)竹之下 修弥さん(経済・1年次)堤 建太さん(経済・4年次)美濃部 寛貴さん(経営・4年次)木匠 貴大さん(経営・3年次)<途中出場>坂本→岩本 泰士さん(文化・3年次)
<試合展開>勝てば京都府選手権 優勝、そして「第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会」の出場権を獲得できる大事な一戦。奇しくも相手は昨年、同大会で敗れ天皇杯の出場を閉ざされたJFL・佐川印刷京都。イレブンの戦いが始まった。試合立ち上がりは主導権争いが繰り広げられた。ロングボールを多用してくる相手に対して、高さでは負けず、シュートまでは持ち込ませなかった。しかし、ショートパスで本学が攻めようとすると、ボランチでパスカットを狙われてしまう。攻撃のチャンスは、左コーナーキック、坂本からのクロスボール。金のバックステップを刻みながらのヘディングシュートはクロスバーに当たる。また、左サイドFKから美濃部が無回転FKシュートを狙う。これは相手GKの好セーブにあいゴールネットを揺らせない。逆に前半終了間際に、左サイドを崩されクロスボールをあげられる。ボレーシュートを打たれるがGK射庭の正面。両チームスコアレスで後半に。前半を無失点で抑えられたのがチームの自信となった。 後半は、本学ペース。右サイドにスペースができ、守安のオーバーラップを使った攻撃がなされた。しかし、シュートを打っても相手DFが中央を固めているため、ボールはGKまで届かない。両者が拮抗するなか、それを打破したのは本学だった。相手のGKへのバックパスにプレッシャーをかけにいった美濃部。ボールを奪うことは出来なかったが、そのボールがDF二宮にわたり、縦パスを送るとオフサイドポジションにいる美濃部へ。相手選手に当たってから美濃部に渡ったため、オフサイドは取り消しになった。美濃部はGKと一対一になると冷静にかわし、ボールをゴールへ流し込む。必死にオフサイドではないかと抗議する佐川印刷京都の選手たちだったが、昨年度の競技規則改定※1のためオフサイドは認められず。先制点は、後半25分に入った。そこからは途中出場の岩本がDFラインにはいり、相手のパワープレーに対抗。特に怖いプレーもなく、美濃部のあげたゴールを守り切った。この大会で優勝を果たした本学は24年ぶり4回目の天皇杯全日本サッカー選手権大会の出場権を勝ち取った。※1 オフサイド時に守備側競技者が意図的にプレーした場合(それが思いどおりのプレーでなかったとしても)、そのボールを既にオフサイドポジションにいる攻撃側競技者が受けたケースでは利益を得た(“その位置にいることで利益を得る”ことの解釈では、(i)ゴールポストやクロスバー、相手競技者からはね返った、またはそれらに当たって方向が変わってきたボールをプレーした場合(ii)相手競技者によって意図的にセーブされたボールをプレーした場合)という判断をしないことが明確に示された。つまり、相手選手が触ったことにより、ボールがオフサイドポジションにいる選手にわたってもオフサイドにはならない
<試合後のコメント>古井 裕之監督前半無失点だったのは良かったです。それによってハーフタイムにもう一回気合いを入れることが出来ました。体力が消耗していた状態で美濃部が笛が鳴るまでプレーできたのは、勝つことに対する意識の違いだと思います。全国の舞台は24年ぶり。1年次生がこれまで出場してきて、それに4年次生は刺激を受けていますし、それが良いサイクルになっていると思います。金 大貴は、今まで出場する機会が少なかったのですが、諦めずに頑張ってきた成果が出たと思います。次の試合に勝てば、セレッソ大阪と対戦できるので、それまで負けられません!小笠原 唯志ヘッドコーチ欲を言えばもっと改善すべき点はありますが、勝つことができて良かったです。選手同士が話し合う時間を持ち、ミスを減らしておく必要があります。攻撃は、積極的かつ正確にしないといけません。自信をもちながら、過信せずに成長していこうと思います。金 大貴選手勝てて良かったです。集中力を切らさず戦うことができました。自分は、全国大会への出場は高校サッカー選手権以来です。長年、チームとしての目標であった全国大会なので、しっかりコンディションを整え、自分たちのサッカーができるよう頑張ります。美濃部 寛貴選手後半は、木匠選手とのコンビネーションがうまく機能しました。大学のサッカー部でプレーしていて、全国大会に出場することは夢でした。クラブの仲間や家族をはじめ、支えてくださった方々に心から感謝しています。木匠 貴大選手何よりも全国大会に出場できることが嬉しいです。今日は、あまり調子が良くありませんでしたが、絶対に勝ちたいという強い気持ちでプレーしていました。チームの調子は上がっているので、全国大会でも勝ちたいです。※京都産業大学が一体となってサッカー部を応援するため、応援バスツアーを実施します。みなさん、試合を盛り上げましょう!※詳細はPOST、配布中のビラをご覧ください! 【記事・写真:体育会本部編集局 佐藤 孝樹さん(法・3年次)】【記事:福本 洸さん(外国語・1年次)】
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