■京都産業大学でのチャレンジ体験を通して(洛北中学校)

2005.02.01

 2年前からチャレンジ体験を行っている京都市立洛
北中学校から今回1月26日〜28日の3日間、2年
生の6人が京都産業大学でチャレンジ体験を行った。
6人は「図書館」「総合研究事務室」「総務部広報担
当」に配属された。

 京都産業大学に以前から興味があり、総合研究事務
室で体験を行った豊田 将之(とよだまさゆき)君と
寺田 弘太郎(てらだこうたろう)君は、コンピュー
ターで他大学の住所や電話番号を調べる仕事、資料な
どを学部ごとに見やすく分ける仕事などを行った。
「最初は荷物を運ぶなどの仕事だと思っていました
が、ほとんどがデスクワーク。座りっぱなしでしんど
いですが、担当の方がすごく親切で、面白い!1日の
仕事が終わったときに頑張ったなあ!という達成感が
ありました」と語った。

 子供の頃から本が好きで、洛北中学校の音楽コンク
ールで京都産業大学に来た時に「大学の大きな図書館
を見て、入ってみたい!」と思っていた、田口 里菜
(たぐちさとな)さんと杉原 未紗(すぎはらみさ)
さんは、図書館で本の整理や古新聞、古雑誌の入替
え、カウンターでの受付などを行った。「ラベル探し
や古新聞、古雑誌の入替えがつらかった。地下の倉庫
は自動書架や、貴重書庫などもあってハリーポッター
の世界にいるようでした」と楽しげに語った。

 写真や文章の作成が好きで今回、総務部広報担当で
同級生のインタビューを行った室里恵奈(むろりえ
な)さんと大浦 麻莉子(おおうらまりこ)さんは、
大学生が行っているスマトラ沖地震の募金活動や、ス
キー部の取材を行った。また、卒業式や入学式に使わ
れる紙袋のデザインを学生の方にアンケートをとった
り、グッズのデザインを考えるなども行った。「取材
の時、雪が降って寒かったり、聞いたことを文章にす
るなど、大変なことはたくさんありましたが、貴重な
体験がたくさんできたと思います。また、皆さんにと
ても親切にいろいろなことを教えていただいたことが
すごく嬉しかったです」と感想を述べた。

 京都産業大学でのチャレンジ体験を終えた6人は、
坂井 東洋男学長に報告を行った。
坂井学長が6人の活動について尋ねると、「短かっ
た。もっといたかった」「楽しかったです」と元気な
答えがかえってきた。坂井学長からは「3日間、おつ
かれさまでした。この体験で得たことを今後に活かし
てください」と激励の言葉が贈られた。

※この原稿は総務部広報担当で就業体験した、洛北中
学校の大浦さんと室さんにより作成されました。

チャレンジ体験を終えて坂井学長と記念撮影
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