キャリア形成支援教育科目「O/OCF-PBL2・3」最終成果報告会の開催

2015.09.11

 9月11日本学にて、O/OCF-PBL2・3の最終成果報告会が実施され、学生、教職員、課題提供機関の担当者、及び学外見学者を含めて約400人が参加した。「O/OCF-PBL(On/Off Campus Fusion - Project Based Learning)」とは、課題解決活動を通じて実社会で必要となる心構えや能力を身に付けることを目的に開講しているキャリア形成支援教育科目の1つである。

 最終成果報告会では、課題提供機関から提供された課題に対して、約半年間課題解決に向けた取り組みの成果を各クラス発表した。当日は2会場で行われ、独自のユニホームや小道具を使用した発表や、精度の高いプレゼンテーション等、学生ならではの発想やアイデアで課題解決の提案をする様子が伺えた。

 全クラスの発表終了後、評価委員を中心に、「提案内容に対する評価」「表現方法に関する評価」が行われた結果、「株式会社JTB西日本クラス」「株式会社美十クラス」が各会場の「会場賞」を授与した。

 課題提供機関の担当者からは、「学生目線で素晴らしい提案をしてもらえた。今後の施策の参考にしたい」という意見が聞かれ、また、聴講したO/OCF-PBL1の受講生は「どのクラスも斬新な発表と高い企画力があり、感動した。次年度はO/OCF-PBL2を受講しようと思った」という意見が聞かれた。


—2015年度 O/OCF-PBL2・3課題提供機関及び提供課題—
<O/OCF-PBL2>
・京阪電気鉄道株式会社 -出会いがある新たな京阪電車利用をプロデュースせよ-

・ニューワンズ株式会社 -映画、テレビ、地域コミュニティ…クロスメディア戦略で認知症800万人時代を乗り越える方法を考える!-

・株式会社JTB西日本 -国際観光都市「京都」を訪れる外国人(WACE参加者)向けにオリジナルのツアーを企画、提案し、実施しよう-

 ・京都市教育委員会 生涯学習部 -伝統文化・芸能に親しみ、地域コミュニティーの活性化に寄与する-

 ・株式会社美十 -「おたべ」の復活 〜生八つ橋の未来につながる提案〜-

 ・京都丹波・食と森の交流協議会 -京都丹波の食材を生かした世界無形文化造産『和食』の魅力発信-

・株式会社京進 -会社と社員のエンゲージメントを取材しよう!-

・社会医療法人愛仁会 -超高齢化社会における自分が住みたい・暮らしたいと思う街づくりの提案-

・株式会社土佐ひかりCDM -高知産「放し飼い卵・ろべると」などを使った新商品を京都のお店で開発する-

・京都市交通局 自動車部 -市バス・地下鉄利用促進に向けた新たな賑わいの創出-

<O/OCF-PBL3>
・京都移住計画 -京都への移住促進の企画を実施せよ-

O/OCF-PBLの詳細はこちら

多数の参加者の前で発表が行われた
独自の発表方法で注目を集めた
報告会終了後、課題提供機関の担当者によるフィードバックも行われた
PAGE TOP