「スポーツと人間形成」で元ラグビー日本代表の元木 由記雄さんが講義

2015.05.29

 5月29日、元ラグビー日本代表キャップ数(国際大会出場回数)79保持者で、現在は本学ラグビー部ヘッドコーチの元木 由記雄さんが共通教育科目「スポーツと人間形成」でゲストスピーカーとして講義を行った。

 元木さんは学生から事前に寄せられた質問である引退のきっかけやリフレッシュの方法など、多くの質問に一つひとつ丁寧に答えた。体力の衰えを感じ始めた35歳にアキレス腱を断裂するというピンチに、「試合に出られない人の気持ちが分かった。ラグビーを続けようという思いが芽生え、まだまだ強くなりたいと思った」と語った。

 また、「自分の選択が全てを変えていく」と題して、元木さんが物事を選択する時に心がけている3つのポイントを紹介。「ピンチはチャンス」として捉えること、苦難を自分の環境や人のせいにせず、自分を見つめ直すという「自分に矢印を向けること」、「今いる状況でベストを尽くすこと」を学生に呼びかけた。
元木さんが心がけている3つのポイントを紹介
学生から寄せられた色々な質問に丁寧に答える元木さん
けがをしたことは自分にとっては プラスになり、プレーにも変化があったと語った
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