ラーニングコモンズスタッフによるワークショップ・シリーズ

2014.10.24

 10月27日、雄飛館ラーニングコモンズにてワークショップ・シリーズ「日本語プレゼンA to Z」が開催された。

 ワークショップ・シリーズとは雄飛館ラーニングコモンズ3階ラーニングスペースにて行われている学生の授業外学習を支援するワークショップのことで、毎週昼休みの30分間、開催している。内容は英語・日本語と大きく分かれており、英語では英語ワークショップとしてスピーチ・多読など、日本語ではレポート作成・プレゼンなどのワークショップが曜日ごと全4回〜13回シリーズとして行われた。

 10月24日は「レポート作成ワークショップ(全13回)」の第4回「資料の探し方」が行われ、レポート作成をするなかで重要な過程の「資料の探し方」について、学習支援カウンターの千葉さんが学生に役立つ資料探しのコツを丁寧にレクチャーした。

 まずはレポートのテーマ設定について出された課題そのままに抽象的にするのではなく、課題から連想したいくつかのキーワードから具体的に決めるようにと説明し、実際に参加者がアドバイスを受けながらテーマ設定に挑戦した。その後、テーマに関連する資料を上手に探す方法について、パソコンを使って大学図書館HPにアクセスし学内・学外にある資料の検索について解説し、この時に見つけた書籍のタイトルや保管場所などの情報を正確に書きとめることが重要であると千葉さんは語った。

 10月27日は「日本語プレゼンA to Z(全4回)」の第4回「発表練習をしよう!2」が開催され、ゼミ発表等の口頭発表で使えるポイントを講義し、ワークを通して練習した。今回は「日本語プレゼンA to Z」シリーズの最終回という事で、参加者は前回までのおさらいをし、個人ワークをした後、自分の決めたテーマについて2分間のプレゼンテーションを行った。

 個人ワークではマインドマップとアウトラインの作成を行った。これは「良いプレゼンは話の組み立てがしっかりしている」というワークショップの内容を踏まえ、マインドマップは知識や話す事を整理しアイデアを構想する為、アウトラインは序論、本論、結論の流れを意識する為に作成した。
 プレゼンテーションで参加者は「理想的な秋学期の過ごし方」、「将来の夢」をテーマに話し、その後お互いにふりかえりを行った。

 ワークショップ・シリーズはこれからも「レポート作成ワークショップ」「英語多読のすゝめ」・「英語ライティング」を開催していく。予約不要で誰でも参加可能である上、ほとんどが一話完結型なので、途中からの参加も可能だ。

[記事:学生広報スタッフ 大畑彰啓さん(済・3年次) 福家雅彦さん(法・3年次)  空野 遥さん(文化・1年次)]
講義だけでなく、実際のワークも多く取り入れられた
プレゼンテーションの効率的な手法についての説明
参加者同士でプレゼンの練習が行われた
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