世界問題研究所・国際セミナー「日米中関係と東アジア地域の安定性」開催

2014.10.17

 10月17日むすびわざ館にて、中国・上海同済大学 政治・国際関係学院長 夏 立平教授、国際・公共事務研究院副院長 高 蘭教授、張 興副研究員、および上海社会科学院 国際関係研究所 劉 阿明研究員の4人の国際政治専門家を招き、世界問題研究所主催の国際セミナー「日米中関係と東アジア地域の安定性」が開催された。

 セミナーは、中国からの参加者4人の報告に対し日本から参加した本学 世界問題研究所 東郷 和彦所長、法学部 岩本 誠吾教授、滝田 豪准教授、外国語学部 高原 秀介准教授がそれぞれ準備されたコメントを返し、最後に全体討論を行う形でしめくくられた。日中の間で意見が一致した部分、顕著に対立した部分、意見が違うが相互理解を深めた部分が明らかになり、緊迫する中でも和やかさを伴う議論となった。
より詳細な内容については、本学世界問題研究所の研究会報告を参照。

 なお中国からの参加者4人はこの前日、10月16日に本学の大西辰彦副学長、法学部 戸田 五郎学部長を訪問し、今後の更なる両者間の国際研究交流について意見が交わされた。

上海同済大学:上海同済大学は1907年に創立され、中国国家重点教育プロジェクト「985工程」及び「211工程」に選ばれた全国22位の国家重点大学である。35の学院、75の学科をもつ総合大学である。学生数は36,622人(学部生は18,581人、修士課程在学生は13,762人、博士課程在学生は4279人)であり、教員数は2,786人(そのうち、中国科学院士は7人、中国工程院士7人)である。

上海社会科学院:2012年2月6日に国際交流協定が締結された上海市政府直属のシンクタンク研究所である。
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中国・上海同済大学と上海社会科学院の国際政治の専門家を招き国際セミナーを行った
大西辰彦副学長への訪問が行われた
法学部 戸田 五郎学部長への訪問が行われた
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